国内女子プロゴルフの今季メジャー大会(公式戦)第3戦、
日本女子オープンは10月2日、栃木県那須烏山市の
烏山城CCで最終ラウンドがあり、前日に首位と4打差の
5位だった17歳のアマチュア、畑岡奈紗(ルネサンス高3年)が
5バーディー、2ボギーの68で回り逆転、通算4アンダーの
280ストロークで、国内女子ツアー初優勝を果たした。
17歳263日での達成は、平瀬真由美が持つ20歳27日を
抜いてメジャー史上最年少優勝記録を更新した。
優勝が決まった瞬間、中島常幸アカデミーでゴルフを習って
きた畑中奈紗のところに恩時の中島常幸プロだ来て握手を
交わすシーンがあった。
☆アマチュア選手がベスト10内に3人
今年で49回目の今大会を含む国内女子の公式戦(ワールドレディース・
サロンパスカップ、女子プロ選手権コニカミノルタ杯、女子オープン、
LPGAツアー選手権リコーカップの4試合)でアマチュア選手が優勝した
のは初めて。2位は通算3アンダーの堀琴音。前年優勝の田仁智(チョン・インジ)
1アンダーで3位に入った。
16歳の西村優菜(ゆな)(大阪・大商大高1年)がイーブンパーの6位。
前日単独首位だった15歳の長野未祈(みのり)(千葉・麗沢高1年)は
78とスコアを崩し、2オーバーの10位だった。
「今回の日本女子オープンはアマチュア選手がベスト10内に3人も
入るという、まさにアマチュアゴルファーが躍進した大会でしたね!」
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☆最終日の試合結果
3日目、首位に立ち最終日最終組をまわる、15歳のアマチュア長野は
序盤から自分のゴルフができず、16番で初めてのバーディーはとったが、
最終日は6ストローク落とし、通算1オーバー10位タイに終わった。
先に4アンダーでホールアウトした畑中選手と16番まで首位に並んで
いた堀琴音プロは17番でボギーをたたき、3アンダーの2位に後退。
18番で難しいバーディーパットを決めて4アンダーに浮上した畑中
選手のスコアーがわかっていたので、18番長いバーディーパットを
積極的に打ったが、わずかにはずれてしまい、堀琴音プロにとって
初のツアー勝利はならなかった。
☆日本女子オープン2016まとめ
今回の日本女子オープンは、アマチュアが大躍進した大会でした。
最終日は、堀琴音プロが最後までプロゴルファーの意地を見せて
頑張ってくれましたが、プロだからこそかかる重圧を1人で抱えた
感じで、17番のボギーなどは精神的な面が影響して落としたのでは
ないかと思われ、最後は1打届かなかったですね。
優勝した畑中選手は、高校卒業後プロゴルファーになることが
約束されたので、日本を代表するゴルファーに成長して下さい!!
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