2017年4月17日スタートの月9ドラマは、嵐の相葉雅紀主演「貴族探偵」です。1987年の4月から月9ドラマ枠として始まり30周年を迎えるので、主役級の俳優陣を揃える豪華キャストが集結しました。かつては人気ドラマ枠だった月9も、最近は平均視聴率が低迷しています。豪華キャストを揃え、本気モードの「貴族探偵」は視聴率回復が大きな狙いにあると思うので、視聴率予測を原作や見どころを紹介しながら考えたいと思います。

視聴率速報

「貴族探偵」17日の初回放送の視聴率が11.8%と好発進しました。

月9ドラマとしては、3クールぶりの初回視聴率2桁獲得です!!

24日の第2話視聴率は8.3%で、早くも2桁視聴率を大幅に下回りました。

第3話の視聴率は、9.1%で0.8ポイント上昇しました。↑

第4話の視聴率は、8.9%で0.2ポイント下降しました。↓

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「貴族探偵」視聴率2桁は必要な理由

「貴族探偵」の見どころは、何と言っても豪華なキャストの俳優陣が出演しているというところです。豪華なキャストを揃えるということは、製作費もかかりますので、視聴率2桁は最低条件になりますね。

「貴族探偵」は月9枠ドラマとして開始して30周年にあたる作品なので、最低でも平均視聴率は2桁は欲しいと考えているはずです。

原作は麻耶雄嵩さんの『貴族探偵』と続編の『貴族探偵対女探偵』本格推理小説で、ミステリーファンには人気のある作品です。ジャニーズの中心グループ嵐のメンバーで、紅白の司会も務めた相葉雅紀さんが主演を務め、人気の原作小説のドラマ化という最強のコラボで平均視聴率2桁は絶対必要になりますね。

次のクールの「コードブルー」へ上手く繋げていきたい。

「貴族探偵」視聴率予測

最近の月9ドラマの平均視聴率は低迷を続けています。

  • 2016年1月期:「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」・・・9.7%
  • 2016年4月期:「ラブソング」・・・8.4%
  • 2016年7月期:「好きな人がいること」・・・8.9%
  • 2016年10月期:「カインとアベル」・・・8.2%
  • 2017年1月期:「突然ですが、明日結婚します」・・・6.6%

2016年に入ってから平均視聴率2桁を獲得した作品がないという低視聴率が定着している現状があります。

前作の「突然ですが、明日結婚します」では、平均視聴率6.6%と、月9ドラマ枠の最低平均視聴率を大きく更新してしまいました。

ドラマの視聴習慣で月9ドラマを観ようという人が少なくなってきているのは、非常に厳しい状況です。

今回の「貴族探偵」はジャニーズの中心グループ嵐のメンバーで、紅白の司会も務めた相葉雅紀さんが主演を務め、人気の原作小説のドラマ化で豪華キャストを揃えており、VS嵐などの嵐のメンバー出演のバラエティーやフジテレビの番組で早くから番宣が行われており、話題性は高いというプラスの要素もあります。

前作の「突然ですが、明日結婚します」はキャストもギリギリまで決まらず、番宣も十分にできなかった結果が現れてしまいました。

いろんな要素を考え合わせると、「貴族探偵」の平均視聴率予測は、12%前後ではないかと思います。

平均視聴率が15%あたりまでいけば、大ヒットですね。

逆に、話題性とこのキャストで、10%を下回る視聴率だと、月9枠が見直される可能性も出てきます。

今作「貴族探偵」は視聴率の推移にも注目が集まりそうですね!!

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「貴族探偵」キャスト

相葉雅紀 役名:貴族探偵

「貴族探偵 相葉...」の画像検索結果

年齢、国籍、家族、職業、学歴、住所はもちろん、本名も不明。由緒正しい上流階級の生まれということ以外すべてが謎に包まれた紳士。召使い達が華麗に事件を分析し解決していく。

武井咲 役名:高徳愛香

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新米探偵。名探偵・喜多見切子を師と仰ぐ。貴族探偵にライバル心を持っており、先に事件を解こうといつも躍起になっている人物。

生瀬勝久 役名:鼻形雷雨

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神奈川県警捜査一課主任。警察官としての基本的な正義感は持っているが、上昇志向が強く、どちらかというとモテたい、お金持ちになりたいという個人的な願いが、最大の原動力な人物。

井川遥 役名:喜多見切子

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愛香の憧れの女探偵。愛香に探偵のいろはを教えた切子は過去に貴族探偵との推理対決に敗れ、その後謎の死を迎えたというミステリアスな人物。

滝藤賢一 役名:佐藤

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運転手。特筆すべき戦闘力を持ち、武闘派の犯人であっても決して怯まずに、瞬く間に鎮圧する腕っぷしの強さを誇る人物。

中山美穂 役名:田中

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メイド。いついかなる時でも、紅茶の準備をするのが彼女の仕事。紅茶を淹れさせたら右に出るものはないと貴族探偵は所産している人物。

松重豊 役名:山本

「松重豊 貴族探...」の画像検索結果

執事。代々、執事として貴族探偵の一族に仕えてきた。貴族探偵が望んでいることは、言われなくても手に取るようにわかる人物。

岡山天音 役名:常見慎吾

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鼻形の部下の刑事。情熱はないが仕事はそつなくこなす。

田中道子 役名:冬樹和泉

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鑑識。抜群に優秀。

仲間由紀恵 役名:謎の女性

「貴族探偵 仲間...」の画像検索結果

どこに何の役で出演しているのかもわからない。

豪華キャスト人ですが、一番気になるのが、仲間由紀恵さんの「謎」の女性ですね。

「今作では、どこに何の役で出演しているのか? “謎”という役どころを演じます。」「果たして、その出演に気付けるか?」と公式サイトに記載されていますが、主役級の仲間由紀恵さんが、その出演に気付けるか?というのは不思議な感じですね!!

キャストのところにも、仲間由紀恵さんは特別出演となっているので、どんな形で出演するのかも楽しみですね!!

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ドラマ「貴族探偵」あらすじ

ドラマの主人公は年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明。己のことを貴族と名乗り、探偵を趣味にしている青年です。物語では「貴族」「主」「御前」という呼び名しか登場しません。働いている様子はなく、身なりは常に瀟洒、言動は紳士的でレディーファーストを心がけ、一方で貴族であるという自覚を強く持ち、権威に頓着することがなく常に泰然としています。事件に出会った際には警察の上層部に働きかけ、現場を指揮する鼻形雷雨という刑事もしぶしぶ認める形で、事件解決に関わっていきます。
それでは貴族のお手並み拝見だ…そう誰もが思ったところ、なんと捜査、推理をするのは彼を取り巻く召使たち。「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」と言い放ち、事件関係者の女性と会話を楽しみ、遊びに興じている貴族にあっけにとられる周囲を尻目に、貴族へ絶対的な忠誠心を持つ、山本という執事、田中というメイド、佐藤という運転手の3人が現場分析、証拠集めなど捜査へと動き始めます。
そんな、破天荒な貴族たちと偶然に、かつ頻繁に同じ事件に居合わせ、貴族たちと競う形で謎に向き合うのが探偵の高徳愛香。喜多見切子という女性探偵を師匠と仰ぎ、彼女に憧れて探偵になった愛香は駆け出しの新米ながら、探偵という職業に人一倍の誇りと信念を持っています。そのため貴族のやり方には反感しかなく、貴族よりも先に謎を解こうと現場を奔走し、推理を積み重ねていきます。
いずれも見たこともないほど個性的で強烈にインパクトのある登場人物たちが織りなす物語は、ファンタジックでどこかコメディな部分も。しかし、事件のトリック、謎解きは常人の想像を越える極上の本格ミステリー。さらに、謎だらけの貴族は実は深い洞察を持って動いており、最初は「こいつは何なんだ!」という衝撃を受けるも、ドラマを見ていくうちに「もっと貴族のことを知りたい!」と魅了されることは間違いなし。
”主人公が推理をしない”前代未聞のミステリードラマ。

引用元:番組公式サイト

主人公が推理せずに、彼を取り巻く召使たちが捜査、推理をするというのが面白いですね!!

初回の放送で、ドラマの魅力が伝わってくるような作品になっているような期待感はありますね。

月9ドラマ「貴族探偵」の視聴率予測にスポットをあてて書かせていただきましたが、最近のフジテレビの月9枠の視聴率の低迷は深刻で、フジテレビの亀山社長は「月9ドラマ撤退はみじんも考えていない」と言ってはいますがこれ以上の視聴率の低迷は、月9ドラマ枠の存続の危機になりかねないと思います。

1月期では、草薙剛さん主演の「嘘の戦争」が平均視聴率で2桁を獲得したように、面白い作品を制作すれば、視聴率も向上していくので、頑張っていただきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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