2月22日NHK総合で放送の「ガッテン!」では、「最新報告!血糖値を下げるデルタパワーの謎」と題し、デルタパワーを増やすと、血糖値が下がるという、今回も興味深い内容です。血糖値が低下するデルタパワーとは?何なのか、放送を観る前の参考に調べてみました。
血糖値については、糖尿病の心配もありますので、かなり心配されている方も多いいと思います。
血糖値が上がってくると、糖尿病予備軍として、お医者様に食事に気を付けるように言われますね!
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前回放送の血糖値低下の骨ホルモン
前回の15日の放送では、骨を上手に刺激する骨から大量に骨ホルモンが分泌されて全身へ運ばれ、脳や肝臓、すい臓、腎臓など、様々な臓器を活性化してくれることが分かってきました。
骨ホルモンは、オステカルシンという49個のアミノ酸からなるたんぱく質で、ビタミンKが存在するときに骨から作られ、て血糖値をダウンさせる物質であるインスリンの分泌を促進したり、インスリンの効能を高める作用があるということはわかりましたね。
ホルモンをアップさせるのに、一日30回のかかと落とし「直立して爪先立ちする➡その状態から、かかとをストンと落とす」でホルモンアップするという解説もありました。
血糖値低下のデルタパワーとは?
デルタパワーを調べていくと、睡眠と脳波が深くかかわっていることがわかります。
今回の「ガッテン!」でも放送されるデジタルパワーは、血糖値改善のためにデジタルパワーを増やす「新しい薬」を飲むという方法について解説されると思われます。
血糖値低下に役立つデジタルパワーとは何なのか?
「デジタルパワーとは深く眠っている時にだけ現れる脳派のことです。」
引用元:ためしてガッテン!研究ブログ
デルタパワーというのは、脳波を測定することから得られる睡眠の深さのことのようです。
脳波の周波数帯で比較的ゆっくりとした帯域(4Hz以内)をデルタ派と呼ぶようです。
デルタ派の量を数値化したのがデルタパワーと呼ばれているようです。
簡単に言うと、デルタ派がしっかり出ている状態は深くて良い睡眠の状態ということですね。
デルタパワーのの謎を探る研究
22日放送の「ガッテン!」では謎のデルタパワーを探るため、洞窟の奥底で6日間暮らすという実験を敢行。すると、なぜか「将来、糖尿病になりにくい体」を手に入れることに大成功。
「ガッテン!」らしい実験が行われるようで、洞窟の奥底で6日間暮らすことにより、「将来、糖尿病になりにくい体」を手に入れるというのは、何故なのか推測してみると、洞窟の奥底なので、雑音もなく、良質な睡眠がとれることで、デルタパワーが出ている状態が継続するので、糖尿病になりにくい体になるということなのかな?と思います。
実はデルタパワーとは大学病院の糖尿病治療でも実際に使われている方法。従来の治療法では血糖コントロールが難しかった患者が軒並み改善してるんです。
引用:ガッテン!公式サイト
デルタパワーの状態を長く継続する、深い良質の睡眠をとることが、血糖値低下に効果があるということのようですね!!
今回の洞窟実験で、日本人の睡眠に関する驚きの新常識も判明するようなので、興味わくので見逃せませんね!
デルタパワーを増やす「新しい薬」を飲むと番組の予告にあるのですが、深い眠りをさせる薬が紹介されるのでしょうか?睡眠について無頓着の私にとっては、大変気になるところです。
運動や食事制限でも、血糖値が下がらいという方はたくさんいると思います。
血糖値が上昇して糖尿病になると大変なことになるので、22日の「ガッテン!」の放送をみて、じっくりデジタルパワーの勉強をしたいと思います!!
『22日の放送後追記』
22日放送の「ガッテン!」観ました!
血糖値を下げるには睡眠時間を十分取ることが大切だということがわかりましたね!!
20代では8時間半睡眠をとると、インシュリンの分泌量が増えて血糖値が下がるということでした。
「睡眠時間を8時間以上とるのは、日常の仕事や時間の使い方を上手くしないと、実際には難しそうですね」
睡眠時間を長く確保できない場合は、デルタパワーの状態を持続するには、良質の睡眠をとることが必要なことは再確認できました。
放送後のネット上の番組に関しては、様々な意見がありましたので、ご紹介します。
【血糖値を下げる睡眠】
・睡眠を取ることで血糖値が下がる
・洞窟で過ごしたガッテンボーイズ(常住くん)11時間の睡眠。5日目に9時間。(某国で調査をした結果8時間半と判明)
・8時間半の睡眠→インスリン量の増加。
●筋弛緩法による良質な睡眠(寝室以外でする)#ガッテン pic.twitter.com/FIIZv02H4T— しもさん (@simosan68) 2017年2月22日
オレキシン受容体拮抗薬=ベルソムラ
メラトニン受容体作動薬=ロゼレムともに 糖尿病は効能効果としてみとめられてません。
— ジェリー&AMNOS (@AMNOS2007_storm) 2017年2月22日
わしも毎日8時間半寝てインスリン量増やして血糖値下げたい #ガッテン
— ねむね (@capriccioso__) 2017年2月22日
これで明日以降の糖尿病外来はベルソムラ処方希望が増えそう#ガッテン#nhk
— 中村 幸嗣 (@yukitsugu1963) 2017年2月22日
ベルソムラ、ロゼレムの新しい睡眠薬についても紹介されていました。従来の睡眠薬に比べて副作用が少ないようです。
ネットで調べてみたところ、副作用がないわけではなく、従来の睡眠薬よりも副作用が少なくなっている薬のようですので、処方に関してはお医者様と相談が必要ですね。
睡眠は健康に本当に大切な要素です。睡眠で糖尿病が改善されるということではないのではないかというのは、私も番組の内容で気になりました!
私はすでに、血糖値が気になる人なので、本日放送の「ガッテン!」での内容を参考にして、健康に気をつけたいと思います。
<25日追加記事>
22日放送された「ガッテン!」の睡眠薬で糖尿病が改善されるというのは、おかしいのではないか?とネット上を賑わしたり、NHKに直接苦情の電話などが入っているようです。
睡眠の必要性を説明する内容はいいのですが、糖尿病が睡眠薬を服用して改善するという表現は、現役のお医者様、薬剤関係の方からおかしいと苦情があったようです。
睡眠薬は、以前よりも副作用の点で改善され良くなっているとはいえ、少なからずとも副作用のリスクは伴うので、糖尿病に効くような表現の番組内容は完全にまずかったようです。
「27日追加記事」
27日のネットのJ-CASTニュースで、22日放送の「ガッテン!」の血糖値を下げるのに睡眠薬が有効との放送に各方面から注意喚起があると報じています。
厚労省医薬・生活衛生局の監視指導麻薬対策課の担当者は2月27日のJ-CASTニュースの取材に、
「NHKに対しては24日までに、放送内容に対する注意を口頭で行いました」
と明かす。その理由については、放送を受けて睡眠薬の処方を希望する患者が出るなど医療現場に混乱が出ていることから、「国民の健康に大きな影響が出る懸念があったため」だと説明した。
日本睡眠学会と日本神経精神薬理学会も27日になって、「ガッテン!」の放送内容に抗議する文書を理事長の署名入りで公表した。その文書は、両学会が連携して作成したもので、文面は同一のものになっている。
番組では、「血糖値を下げる新薬」だとして、製薬会社のMSD(東京都千代田区)が2014年に発売した「ベルソムラ」という睡眠薬を取り上げていた。両学会は文書の中で、「国で承認された効能又は効果は『不眠症』に限定されており、糖尿病に対して処方することは認められていません。番組内ではそのような睡眠薬を取り上げ、血糖低下を目的として用いることを推奨しているかのような印象を与えています」指摘。
さらに、ベルソムラは「既存の臨床試験データにおいても血糖降下作用は確認されていません」として、「一部の研究者の限られた研究データを根拠として糖尿病治療に用いることは倫理的にも医学的にも許容されません。本番組ではそのような根拠に乏しい効能効果を視聴者に向けて強くアピールしており、糖尿病患者に過大な期待を持たせたばかりか、医療現場での混乱を招いています」と厳しく非難した
再放送が2月28日(火)0時10分からありますので、気になる方はご覧になってみてください!!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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