2018年平昌冬季五輪の代表選考を兼ねたフリースタイルスキーの世界選手権が3月8日、スペイン・シエラネバダで開幕した。男子モーグル決勝で日本の19歳堀島行真選手が、初出場で金メダルを獲得という快挙を成し遂げた。9日には、男子デュアルモーグルで、この種目でも日本男子初の金メダルを獲得し、世界選手権2冠を達成した。
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堀島行真選手は、8日にモーグル日本男子初となる世界選手権で金メダルを獲得しました。
自己最高の91.08点で予選を1位通過すると、上位6人がメダルをかけて争う決勝の2回目で、1回目が緊張とプレッシャーから体も動かなかったことを反省し、2本目は「攻めるしかない」と考え直し、失敗を恐れず、スピードを上げて滑った。タイムは1回目の21秒96から、この日出場した全選手最速の21秒51出す。
「自分の持っている以上の力が出た」と喜ぶ19歳の若者堀島行真選手のすがすがしい笑顔が印象的でした。
まずは、8日の試合の動画がありましたので紹介します。
出典:YouTube
世界選手権は初出場。W杯未勝利でランキング19位の大学生が起こした番狂わせに、試合後の記者会見では海外メディアから「まさか君が金メダルを取るとは思わなかった」と意地悪な質問も飛んだようだ。
堀島行真選手は8日のモーグルに続き、9日に行われた世界選手権デュアルモーグル男子で、日本男子初の金メダルに輝いた。
*デュアルモーグルは、2人同時に滑って競うトーナメント形式で行われる競技。
堀島選手は、2人同時に滑って競うトーナメント形式のデュアルモーグルで3回戦でワールドカップ(W杯)で6季連続の種目別優勝をしているミカエル・キングズベリー(カナダ)選手を破って波に乗り、金メダルを獲得した。
堀島選手は試合後のインタビューで、「(2冠を)取りたいと思っていたが、本当に取れるとは。すごくうれしいが、驚きの方が大きい」とコメントしました。
日本選手が世界選手権のモーグルとデュアルモーグルをともに制するのは、モーグル界で2009年大会の上村愛子さん以来、2人目となります。
「上村愛子さんは、日本のモーグル界で人気、実力ともトップの選手だったのですが、堀島選手は若干19歳の若さで上村愛子選手が成し遂げた快挙に並んだということは、1年後の平昌五輪での活躍に期待がかかってきますね!!」
一躍、日本男子のエースになった堀島選手のプロフィールを調べてみました。
Contents
堀島行真選手プロフィール
名前:堀島行真(ほりしま こうま)
生年月日:1997年12月11日(19歳)
出身地:岐阜県揖斐郡池田町
身長・体重:166cm・54kg
学歴:岐阜第一高校卒業、中京大学スポーツ科学部1年生在学中
小学4年生で本格的にモーグル競技を始める。
2016年には「ルーキーオブザイヤー」を受賞する。
この「ルーキーオブザイヤー」は、世界各国のコーチが選ぶという賞で、大会成績と共に、性格・人柄面も評価されるそうです。
「堀島行真選手は、競技の実力だけでなく、人格面も評価される好青年のようですね。素晴らしいと思います!!」
堀島選手のお姉さんが可愛いと評判!
堀島選手にはお姉さんがいて、名前は堀島有紗さんです。
お姉さんの有紗さんもモーグル競技をしていて、弟の行真さんと同様に中京大学のスポーツ科学部に所属されています。
堀島行真選手のお姉さん有紗さんは、可愛いと評判になっています!
お姉さんの堀島有紗さんも平昌五輪を目指しているということです。
「1年後の平昌五輪に、堀島行真選手とお姉さんの有紗さんが、同時に出場できるといいですね!!」
堀島行真選手の今後
堀島行真選手は、1年後の冬季平昌五輪の代表に入ることは間違いないと思います。報道では、2018年の1月中に正式に発表があるようです。
モーグル選手で一番心配なのは、大きな怪我だと思います。かつての上村愛子選手も怪我の報道がたくさんありました。
モーグル女子の伊藤みき選手のように、ソチ五輪の練習時に怪我をしてしまう場合もあります。あの時の伊藤選手が可哀想で見てられませんでした。
モーグル競技は、スピードも必要ですし、エアーの高さや高度な技が必要となるため、大きな怪我と隣り合わせな競技です。
堀島行真選手のようなトップレベルの選手が、怪我を恐れていてはいけないのは十分わかっていますが、怪我をしないような事前の準備などは入念に実施して、できるだけ怪我のない状態で、1年後の平昌五輪を迎えて貰いたいと思います。
堀島行真選手には今後も注目して、最新情報は更新していく予定ですのでよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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