１４日未明に、SMAP今年の年末１２月３１日で解散という
文面が報道各社に所属事務所のジャーニーズ事務所より
FAXで送られてきて、解散の事実があきらかになりました。
解散に関してはジャニーズ事務所内の問題も取りざたされ、
ジャニーズ事務所自体のイメージは大きく崩れていました。
今回の解散騒動の裏側から、１２月３１日に解散するに至る
結論が出されたのはどんな背景があり、誰がキーマン的な
存在で、解散という結論に達したのかを考えていきたい。
Contents
１．解散の報道文面から考える。
報道各社にジャニーズ事務所が送付した
FAXの全文をインフォシークニュースから
引用してご紹介します。
報道関係者各位
弊社所属アーティスト「ＳＭＡＰ」今後のグループ活動につきまして
いつもＳＭＡＰをご支援頂き、有難うございます。これまで皆様に
大変ご心配をお掛けしておりましたＳＭＡＰの今後の活動につきまして
メンバーと協議を重ねた結果をご報告させて頂きます。またメンバーの
意思を尊重し、書面でのお知らせとなりましたことをお許しください。
デビューより２５年間アーティストとしてグループ活動をして参り
ましたＳＭＡＰは２０１６年１２月３１日を持ちまして解散させていただく
ことになりました。
本年１月にＳＭＡＰメンバーより事務所に残りグループ活動を存続
させたいという意向を受け、事務所一丸となってＳＭＡＰをサポートする
べく各部署で様々な準備を進め、２月より８月１０日まで半年以上の
時間をかけて個々のメンバー並びに全員と面談を重ね、例年通りの
音楽番組への出演、ファンへの感謝をこめたコンサートの開催、更には
冠番組の２０周年とＣＤデビュー２５周年を記念したイベントの企画等を
提案し、協議を進めて参りました。しかしながら議論を続ける中で
「今の５人の状況ではグループ活動をすることは難しい」というメンバー
数名からの要望を受け、７月の音楽特番を辞退させて頂いた経緯が
ございました。
８月に入り、待っていて下さる方々の為にも、落ち着いて考える時間を
持ち、前向きな状況が整うまでグループ活動を暫く休むことを提案致し
ましたが、メンバー数名より「休むより解散したい」という希望が出たことを
受け、苦渋の選択ではございますが、これまで一生懸命に走り続けた
彼らの功績を尊重し、全員一致の意見ではないものの解散したいと
考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しいと判断し、
本日の御報告となりました。
２５周年のコンサートやイベントを待ち望み応援してくださっている
ファンの皆さま、そして彼らを今日まで支えてくださった関係者の皆さまの
ご期待に応えることが出来ず本当に心苦しく、私共の力不足をお詫び
申し上げます。誠に申し訳ございません。
本年を持ちましてＳＭＡＰは解散させていただくことになりますが５人
それぞれの所属が変わることはなく、より一層個人活動につきましては
精進して参ります。
彼らの活動を、これまで同様温かく見守っていただけましたら幸いです。
今後ともご支援とご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社ジャニーズ事務所
上記のジャニーズ事務所の解散報告のFAXで一番注目する点は、
「全員一致の意見ではないものの解散したいと考えるメンバーが
いる状況でのグループ活動は難しいと判断した」というところです。
今回の分裂解散騒動に関しては、当初はメンバー全員が、育ての親
飯島氏とともにジャニーズを去るという話でしたがが直前になって
木村拓哉さんがジャニーズ事務所に残ると言いだし、他４人のメンバーと
飯島氏がジャニーズ事務所の“謀反人”と報じられることになりました。
しかし、ジャニーズ事務所の社長ジャニー喜多川さんの姉で副社長の
メリー氏の言い分をパワハラなどとする見方も強まり、逆に木村拓哉さん
が４人を裏切ったとバッシングされるニュースも多くなりました。
解散報告の文面からはっきりわかるのは、５人で活動することを、
強く拒否しているメンバーがいるという事実は読み取れます。
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２．飯島氏の退社から考える
SMAPのデビュー当時から、ジャニーズ事務所内で独自路線を歩み、
SMAPを国民的スターにした、マネージャー飯島氏の手腕は忘れては
ならないところです。アイドルをバラエティーに本格的に参入させたり、
ドラマも今では全員が主役を張れますが、デビュー当時から２番手、
３番手でも出演させ、SMAPイコール演技ができるグループという、
新ジャンルにどんどん進出させて、今までにないアイドルの地位を
確立させていきました。
・飯島氏の存在は、メリー喜多川副社長の娘藤島ジュリー景子副社長
にとっては、自分にない手腕を持ち、国民的アイドルグループSMAPの
担当というだけで、良好な関係ではなかったのは、おそらく事実だと思う。
分裂解散騒動が出た時に、会社の全体の事を経営陣が考え進めば、
飯島氏の追放的な退社もなかったかもしれない。そして、SMAPの解散
騒動も速やかに収めることもできたような気がする。
同族経営でありがちな、第三者の意見が組み入れられない風通しの
悪い会社だという事実はわかったような気がします。
・飯島氏の退社で一番傷ついたのは、香取慎吾さんだといろんな報道が
流れていました。香取慎吾さんは小学生の子供の頃から仕事をしていて、
飯島氏が第２の母親のような存在だったようです。そんな心の支え的な
飯島氏を失った香取慎吾さんが、解散のキーマンだったとも考えられます。
香取さんは、SMAPのコンサートステージなどの演出も手掛けるなど、
グループにとっては重要な存在だったと報道されています。
２５周年コンサートなどは、ジャニー喜多川社長の発言からも、事務所は
準備を進めていたようですが、最終的に香取さんがグループ活動をしたく
ないという考えから、実現できなかったというのもかなり信憑性のある報道
だと考えられます。最後までSMAPのグループ活動を拒否した可能性も
あり、解散のキーマンだったかもしれません。
３．中居正広と木村拓哉の関係から考える
SMAPのリーダーの中居正広さんは、解散騒動のお詫びの際に、
「SMAP・SMAP」の生放送で、木村拓哉さんがセンターでファンに
お詫びし、中居さんは端の方で笑顔もなく頭を下げていたことから、
ファンの方から可哀想だという意見がたくさん寄せられたそうです。
そのことで、中居さんと木村さんの仲が凄く悪化したということは、
個人的にはないと思います。中居さんはどちらかというと群れるタイプ
ではなく、自分の感性を大切にして行動される方で、SMAPという
グループを存続させようと考えるタイプの人だと思います。
中居さんはメンバー同士で仕事現場以外でつるむこともほとんど
なかったと聞いているので、木村さんにわだかまりはないのではと
感じます。
逆に、木村さんの方が、裏切り者的なバッシングを受けることに
気持ちが折れて、自分から解散の意思表示をした可能性の方が
高いような気がします。グループ活動を拒否したキーマン的な
存在だったのではないかと考えられます。
☆まとめ☆
まず本当に残念なのが、今年の年末でSMAPが解散してしまうこと。
メンバー各人は、ジャニーズ事務所に所属しながら、ソロ活動して
いくと発表されている。しかしながら、時期をみて中居正広、草薙剛、
稲垣吾郎、香取慎吾さんの４人は、ジャーニーズ事務所の子会社の
位置づけで別事務所を作って芸能活動をすると考えられています。
ジャニーズ事務所をいきなり辞めるとなると、今後の芸能活動が、
やりにくくなることは必然なので、ジャニーズ参加で独立する形を
とることが、ベストだと考えられます。今後も５人の活躍を期待して、
応援を続けていきたいと思います。
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