2017年6月1日から郵便料金が一部改訂されます。今回の改定の変更点は3つで、ハガキの郵便料金、定形外郵便料金、ゆうメールの料金になります。どれも使う機会が多いので、「料金不足で郵便物が返ってきてしまった」ということがないように、現行の料金の52円切手やハガキはいつまでに出せばOKなのか解説いたします。
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Contents
郵便料金の改定1
ハガキに関する値上げがあります。
- ハガキの料金が現行の52円から62円に値上げになります
- ハガキを出すときの郵便料金も52円から62円になります
上記の2つが変更になります。
通常では、郵便局やコンビニで購入するハガキには、表面に切手がすでに印刷されていますね。
2017年5月15日から料金改定に伴い、62円分の切手が印刷されたハガキが販売されています。
ハガキサイズの郵便物に貼る切手の料金も62円になるので、同じように5月15日から62円切手が販売されています。
6月1日からは料金が値上げになるので間違えないようにしましょう。
現行の切手やハガキはいつまで使えて、残った切手やハガキはどうすればいいのか簡単に説明します。
ハガキサイズの郵便物に切手を貼る場合、現行の52円切手にプラスして10円分の切手を貼って出してください。
現行の52円切手を郵便局に持っていき、62円切手に交換することもできます。
その際は(郵便切手1枚につき5円)の手数料が必要になります。
(例)
52円切手1枚を62円切手1枚に交換する場合、
新料額との差額10円(62円-52円)+所定の手数料(5円)=15円を支払う必要があります。
手持ちの現行の52円のハガキを6月1日以降に使用する場合は、ハガキの52円の印刷にかぶらないように、プラス10円分の切手を貼って出してください。
現行の52円ハガキを郵便局に持っていき、62円ハガキに交換することもできます。
その際は(郵便ハガキ1枚につき5円)の手数料が必要になります。
(例)
52円ハガキ1枚を62円ハガキ1枚に交換する場合、
新料額との差額10円(62円-52円)+所定の手数料(5円)=15円を支払う必要があります。
往復はがきの場合も今回の改定で、1枚104円から124円に値上げになります!!
往復はがきで6月1日前に出しても、返信はがきが6が1日以降になる場合は、返信用のハガキに10円分の切手が必要になりますので気をつけてください!!
同じハガキですが年賀状に使う年賀はがきは52円に据え置きとなります。
注意として必ず覚えておいてほしいのが、年賀状を52円でおくることができるのは、12月15日から次の年の1月7日までに差し出されたものに限られるということです。
12月15日から次の年の1月7日に期間外に年賀状用のハガキを使うと、62円の郵便料金が必要となるのでご注意ください。
通常のハガキでも、表に「年賀」の文字が書かれていれば年賀はがきとして認められますので、52円切手を貼れば送ることができます。この場合も、12月15日から次の年の1月7日に差し出されたものに限られます。
郵便料金改定2
定形外郵便物の料金の改定があります。
従来までは、一番長い辺が60cm以内で、3篇の合計が90cm以内、そして4kgいないなら定形外郵便物として出すことができていました。
今回の改定で、定形外の郵便物は新たなサイズの規格が設定されました。
新しいサイズ基準の規格内であるか、規格外であるかによって、2種類の値段が設定されました。
新しいサイズ規格とは、長さ34cm以内、横25cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内です。
新しい規格よりも小さい郵便物は、これまでの定形外郵便料金とほぼ同じ料金で送ることができ、150g以上の場合は、改定前より20円~30円値下げになります。
新しい規格を超える定形外の郵便物については規格外という取扱いになり、規格内の郵便物よりもだいたい80円くらい料金が高くなり、改定前の料金に比べると80円~150円の値上げになります。
出典:ヤフー検索画像
新しい料金は上記のようになりまので確認しておいてくださいね!
郵便料金改定3
ゆうメールの料金のサイズ基準が新設されます。
カタログや印刷物、CDやDVDなどを送ることができるゆうメールは、郵便料金改定前は重さのみの料金でした。
今回の改定で大きさのサイズ基準も設定されました。
サイズの基準は定形外郵便と同じ規格で、長さ34cm以内、横25cm以内、厚さ3cm以内、重さ1kg以内になります。
規格内サイズを超えるものは規格外扱いになり、規格内の物より85円~100円ほど高くなります。
ゆうメールの新運賃は下記のようになります。
出典:ヤフー検索画像
新しい料金は上記のようになりまので確認しておいてくださいね!
52円の旧料金の切手やハガキの投函はいつまでOK
5月に出したものとみなされる前例があり、6月1日の最初の取集は旧料金のものとして取り扱っていただけます。
郵便料金不足のトラブルにならないか心配があるなら、郵便ポストの最終取集の時間の前に、時間の余裕をみてポストに投函するか、郵便局に持ち込まれるのが安心だと思います。
郵便料金の改定で新料金に気づかずに旧料金の切手のみを貼り手紙を出すと、料金不足として差出人に返却されたり、受取人に不足額の支払いが求められので注意してください。
6月以降に旧料金52円のハガキを出す場合、差額料金の10円分の切って貼れば大丈夫ですが、52円の印刷部分にかからないように、10円分の切手を貼るように気を付けてください。
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郵便料金改定のまとめ
2017年6月に行われる郵便料金の改定と、現行のハガキや切手の取り扱いについてご案内させていただきました。
もう一度まとめてご案内します。
- ハガキの値段が52円から62円に値上げになります。
- 定形外郵便料金が規格内、規格外の2つの料金体系になります。
- ゆうメールが重さだけでなく、新基準のサイズ企画ができます。
大きな変更ては3点になります。
サイズや重さによっては、現在のレターパックライト(全国一律360円)やレターパックプラス(全国一律510円)を利用した方が安くなる場合もありますので、豆知識として覚えておくといいですよ!!
郵便物がきちんと相手に届くように、今回の料金の変更をしっかりと覚えておきましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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