タレントで俳優の石田純一さん(62)が、東京都知事選について、
本日、東京都内で緊急で会見を開かれました。
出馬表明という会見ではなく、市民団体の方から石田純一さんに、
都知事選の話があり、「野党統一候補なら出馬させていただきたい」と
声明を発表されました。石田純一さんは、野党統一候補になりたいと
いうよりは、巨大与党に対し、選挙戦を行うのであれば、野党がまとまる
ことが必要だという趣旨の説明をされました。
「会見をテレビで見る限り、石田純一さんは都知事になりたいというより、
自公の巨大勢力に挑むには、分裂ではなく結集だと訴えてる感じですね」
現状は野党が統一候補を立てずに分散するというなら、私は出馬しないで、
市民の側に寄り添いたいとも話しました。石田純一さんは、東京で生まれ
東京で育ち、東京に愛着があり、自由な教育や、待機児童の問題にも
強い関心を持っていました。
都知事選の争点を記者が質問した際、安保法制の問題や原発の問題で、
石田純一さん個人の持論を話されました。
「石田純一さんは、都知事というより、今の国政の動きに関心が高いようですね」
石田さんは昨年9月の安保関連法成立を巡る反対デモに積極的に参加。
デモで注意を受けたり、デモ参加後仕事が減ったりと、自由な意見をいう事が、
現在の自公政権では、できなくなっているという考えに憤りを感じている
ようでした。
10日の参院選に関しても、年初には安倍総理は憲法改正を争点にすると、
発言しながら、参院選が始まってみると憲法改正は全く論じられていない。
「もっと憲法改正のことを考えた方がいいが、まったく議論が行われていない」と
石田純一さんは話し、政治に強い関心を示していました。
「自民党は選挙がうまいのか、選挙時にはマスコミに圧力かけたり、言いにくい
ことは先送りにして隠したり、数をとれば勝ちというのが鮮明ですね!!」
記者からは、現在の芸能活動についての質問もとびました。CMの契約問題、
収録済みのテレビ番組、再放送のドラマなど、関係先には事務所を通して
話しを進めていると答えていました。
妻の理子さんは、結婚当初から政治に関心のある石田純一さんに、
政治家になるのは大反対らしく、記者からも奥様の反応を聞く質問も
ありました。石田純一さんは、出ることになったら家族で話をしますと
答えていました。
「芸能人の出馬は、事前に準備しておかないと、いろいろ大変ですね!」
石田純一さんが、政治の実務経験がないのが心配されていると質問が
ありました。石田純一さんは、前大阪府知事・大阪市長の橋本徹さんも、
政治経験はなかったが、成果をあげられてますと答えました。
政治とカネの問題は、その人の資質の問題と答えていました。
「実務経験は心配ですが、周りの官僚を上手く使うのと、現場で勉強して
自分の考える政治をすれば大丈夫だと個人的には思います」
今回の都知事選に関しては、自民党も小池百合子さんの、突然の立候補で、
分裂選挙になりそうなので、石田純一さんの意見のように、野党も候補者を
絞り込めずに分裂になるのは、到底自公の与党勢力には勝てないので、
石田純一さんでなくても仕方ないですが、野党統一候補で都知事選は
戦ってほしいと個人的には願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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