東京・両国国技館で行われている大相撲初場所12日目、
かど番だった大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)が8敗目を
喫して、史上10位タイの32場所在位した大関からの
陥落が決まった。対戦相手の関脇玉鷲(32=片男波)
に押し出しで敗れた。
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大関陥落の現行の制度は1969年名古屋場所で改正され、
2場所連続負け越しで関脇に陥落し、翌場所で10勝すれ
ば大関に復帰すると定められている。
「琴奨菊には来場所10勝以上をあげて大関復帰して欲しい
ですね。昨年の初場所は久々の日本人力士優勝を成し遂げた
ので、まだまだ活躍できると思いますよ!!」
昨年の初場所は優勝と結婚というダブルの幸せを手に入れた
琴奨菊だったが、一年後に大関陥落になるとは予想していま
せんでした。先場所の九州場所が5勝10敗と負け越して
初場所は自身7度目のかど番だったのですが、残念ながら、
12日目に8敗目をきっしてしまい大関陥落になりました。
大関からの陥落は13年九州場所の琴欧洲以来、これで
16人(19度)目。
1969年名古屋場所で改訂された内規以降に大関を陥落
して復帰した力士を調べてみたので紹介します。
過去に二桁の勝ち星を挙げて大関復帰を果たした力士は、
三重ノ海・貴ノ浪・武双山・栃東の4人で、このうち栃東は
二度陥落して二度復帰しています。
「二度も陥落して大関復帰した栃東の例があるので、
琴奨菊には頑張って欲しいですね!!」
1場所での大関復帰とは別に大関再昇進を果たした力士とは
別に、69年内規家政後に陥落後暫くしてから大関復帰した
力士が一人います。全理事長の放駒親方だった大関魁傑です。
「琴奨菊も大関魁傑のように、諦めず現役を続けて欲しい
ですね!!」
琴奨菊は、3月から始まる春場所が勝負になるので、稽古を
たっぷりして10勝以上をあげて大関復帰して、横綱を目指
して頑張って欲しいです。
過去に、横綱三重ノ海も大関を一度陥落していますが、最高位
の横綱になっていますので、琴奨菊も横綱目指して頑張れ!!
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