稲田防衛相が、7月28日に来月3日に予定されている内閣改造を待たずに辞任することを発表した。
日報隠蔽問題で稲田防衛相の辞任は仕方ないと思われるが、安倍首相は防衛相の後任人事を誰にするのか、稲田防衛相は辞任後無役のまま議員を継続するのか、安倍首相に可愛がられていたのですぐに重要ポストに返り咲くのか考えてみます。
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稲田朋美議員のプロフィール
名前:稲田朋美(いなだともみ)
生年月日:1959年2月20日
年齢58歳
出身地:福井県越前市
学歴:早稲田大学法学部卒業
職業:国会議員・弁護士
1982年に、司法試験合格する。
1983年から司法修習生になり、1985年に弁護士登録。
1989年に弁護士の稲田龍示と結婚する。
2004年 に、 弁護士法人光明会(大阪市北区)代表就任する。
2005年、当時の小泉政権下で幹事長代理だった安倍晋三から要請を受け第44回衆議院議員総選挙(福井1区・自民党公認)で初当選。
2014年に、当選3回で党政調会長に抜てきされる。
2016年に、防衛大臣に就任する。
国会議員になってからは、安倍首相に本当に可愛がられていたようで、当選3回で党3役に抜擢され、2年後に防衛大臣になっていますね。
防衛大臣になってからの問題行動や発言は、大臣としての資質を問われても仕方ないですね。
稲田朋美防衛相の問題行動
森友学園問題
2017年3月13日、稲田朋美朋美防衛相は国会で、国有地売却問題をめぐり問題となった森友学園の当時理事長だった籠池泰典夫妻との関係を問われ、「法律相談をうけたことはない」「顧問弁護士だったこともない」と発言する。
民事訴訟で森友学園の代理人弁護士として出廷していた記録がみつかり、翌日14日には「記憶が間違っていた」と発言を撤回し謝罪した。
弁護士として法廷に出廷しているのに、「法律相談を受けたこともない」という発言は、完全に自分に疑いがかからないように、発言したとしか考えられませね。
国会議員や弁護士として、考えられない発言内容でしたね!!
都議選応援演説の発言問題
2017年6月27日、稲田朋美防衛相は、東京都議会選挙の自民党の候補者の集会で応援演説をします。
問題となった発言は「防衛省・自衛隊・防衛大臣・自民党としてもお願いしたい」と応援演説をする。
この発言は、自衛隊の指示利用とも受け取られることや、公職選挙法にも違反すると、野党だけでなく自民党内からも批判の声があがった。
翌日の27日に発言を撤回し謝罪しています。
大臣の資質を問われる発言というより、国会議員として資質はどうなのかと思ってしまいましたね。
南スーダンPKO日報問題
南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に参加した陸上自衛隊が、派遣先の様子について「戦闘」という言葉を使って日報に記載していた問題で、2月21日の国会で「(『戦闘』という)憲法9条上の問題になる言葉を使うべきでないから、『武力衝突』という言葉を使っている」と答弁した。
自衛隊の派遣を憲法違反にしないために言い換えていると批判され問題視されました。
靖国参拝問題
2016年12月29日、靖国神社を参拝。安倍晋三首相がアメリカのオバマ大統領(当時)と真珠湾を訪ね、両国の「和解」と不戦の誓いを示した翌日のことで、野党側から外交への影響を懸念する声が上がりました。
稲田朋美議員の考えてることは、本当に理解に苦しみますね。
白紙領収書問題
他の国会議員の政治資金パーティーに出席した際、白紙の領収書を受け取り、金額をあとから自らの事務所で記入していたことが2016年10月6日、明らかになった。政治資金規制法は金額や日付、目的が記載された領収書を受け取るよう定めている。
国会議員とお金の問題はいつまでたってもなくなりませんね。
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稲田朋美防衛相の後任は誰
稲田朋美防衛相の辞任より、後任の防衛大臣は誰なのか気になりますよね。
北朝鮮の核やミサイルの発射問題で緊張するアジア情勢で、今回の稲田大臣のように、経験を積ませるための人事とかはできないと思うので、安倍首相の人事に注目が集まってますね
防衛に精通している人材というと、過去に防衛大臣を経験しているか、自衛隊出身の国会議員という人選になるのではないかと個人的には思います。
中谷元前防衛大臣
防衛大臣経験者であり中西元議員は最適な人材ですが、安倍首相との関係がどうなのかという発言が、少しでているので要請されても受けるか微妙ですね!!
石破茂議員
石破茂議員と言えば、防衛通でも知られており、防衛庁長官もやられていたので、防衛大臣には適任の人物です。
石破茂議員は、安倍総理大臣の次の総理大臣を狙っているので、安倍内閣の閣内に入ることは難しい感じですね!!
防衛大臣としては適任者の石破茂議員ですが、立場的に防衛大臣はないですね。
河井克行議員
河井克行議員は、当選回数6回の安倍首相を支える5人の1人として名前が挙がるほどの人物です。
過去の政治活動実績では、防衛政策に力をいれているようです。
安倍首相の信頼も厚いことから、身体検査で何もなければ、河位克行議員は防衛大臣の有力な人材だと思います。
他にも、自民党内では公認候補がいるかもしれませんので、安倍首相の内閣改造人事には注目ですね!!
稲田朋美議員の今後は
稲田朋美議員は、今回防衛大臣は辞任して無役になりました。
無役になったとしても、国会議員は間違いなく継続されると思います。
安倍首相に可愛がられていて、力のある派閥の細田派に所属しているので、今回の問題行動から、大臣ポストに返り咲くのは難しいと思いますが、自民党内の党3役とかに復帰できる可能性はあると思います。
国会議員を辞められて弁護士に戻るという可能性もないとは言い切れませんが、国会銀の高収入や待遇をわかってしまうと、国会議員を辞職して弁護士になるのは考えにくいですね。
橋下徹さんのように、テレビに出たり、公演で高額な収入があるのがわかっていれば、国会議員を辞める選択もあるでしょうが、ほとんどの国会議員は、辞めないと思います。
稲田朋美議員は、今後も国会議員として活動されていくと思うので、無役になって気楽な立場で再度政治活動に邁進されて活躍されることを期待します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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