「2017世界陸上」で活躍が期待されているサニブラウン(18)選手は、ロンドン時間5日の男子100m準決勝で、10秒28の記録で準決勝2組の7着で終わってしまった、リベンジをかけてサニブラウン選手は200mに出場する。期待のかかる200mの日程や決勝に進出する可能性を紹介したいと思います。
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5日の100m準決勝
サニブラウン選手はロンドン時間4日の100m予選のレースでは、10秒05の自己ベストタイ記録で準決勝に進出しました。
予選のサニブラウン選手は、最後少し流しぎみで10秒05の自己タイ記録だったので、日本人初の9秒台と決勝進出に大きな期待が寄せられました。
準決勝の2組目に登場したサニブラウン選手は、落ち着いた様子でしたが、スタート直後につまずき、大きくバランスを崩したことが響いて10秒28と予選より大きくタイムが遅く7着で敗退してしまいました。
サニブラウン選手は、レース後のインタビューで「やらかしてしまった」と悔しそうにコメントしていました。
上記の画像でもレース後、頭を抱えていますね!
レース後のこんなサニブラウン選手は、なかなか見たことがありませんね。
サニブラウン選手は、「スタートしてすぐに足が出てこなかった」というコメントもしていました。
100m準決勝でサニブラウン選手に何が起こったのでしょう!?
日本の陸上の専門家は、決勝をかけたレースで修正を加えることはリスクが高かったのではないかと指摘している。
「サニブラウン選手は、スタートで飛び出した時の体の角度が起き上がる傾向にある。それを修正しようと試みたのだと思いますが、普通は体が足をついた時に一直線になるものが、腰から上だけ折るような形になってしまった」と指摘していました。
「準決勝に臨む上で修正の必要はなかったかもしれないし、(決勝まで)3本いつも通りにやるくらいでやることが必要だったように感じます」とコメントしている。
現在、サニブラウン選手はオランダのレナ・レイダーコーチに師事しており、ここまで課題だったフォーム改良をして急進化してきた。
レナ・レイダーコーチのリスクを恐れない積極的な修正と、サニブラウン選手の進化を求める挑戦心が、100mの結果になってしまったと専門家は分析されています。
100mの準決勝の失敗の原因はわかったので、得意の200mのレースに気持ちを切り替えて望んでもらいたいですね!!
男子200mの日程
サニブラウン選手が得意としている200mの日程をご紹介します。
8月7日(月):男子【200m予選】
- 現地時間: 7日 18:30~
- 日本時間: 8日 2:30~
男子200m予選の結果
サニブラウン選手は、予選1組の2位に入り、着順で準決勝に進出しました!!
飯塚選手は、7組で4位でしたが、1位と3位の選手が失格になり、着順が2位に繰り上がり準決勝に進出しました!!
日本人選手が2人揃って準決勝に進出しましたので、決勝進出目指して頑張ってください!!
8月9日(水):男子【200m準決勝】
- 現地時間: 9日 20:55~
- 日本時間:10日 4:55~
男子200m準決勝の結果
準決勝1組に飯塚選手が登場。20秒62のタイムで5位で準決勝敗退。
サニブラウン選手は、準決勝第2組で2位に入り、着順で決勝に進出しました!!
日本勢では03年の末続慎吾(3位)以来2人目となる決勝進出となりました!!
18歳5カ月での決勝進出は、同種目ではあのウサイン・ボルト(ジャマイカ)の18歳11カ月を更新する史上最年少記録となりました。
サニブラウン選手には、個人的にも期待していましたが、決勝戦に進出したのは本当に素晴らしいですね。
レースごとに成長しているサニーブラウン選手なので、持ちタイムでは決勝進出者の中でも遅い方ですが、何かやってくれる気がしますので、明日は、全力で応援したいと思います。
飯塚選手は決勝進出できず残念でしたが、4×100mリレーで若い選手をまとめてリオの銀メダル以上の成績を出してください。
8月10日(木):男子【200m決勝】
- 現地時間:10日 21:50~
- 日本時間:11日 5:50~
男子200m決勝の結果
金メダル:R.グリエフ
銀メダル:W. バンニーキルク
銅メダル:J.リチャーズ
サニブラウン選手は、20秒63で7位という結果でした!!
レース後のインタビューでサニブラウン選手は、「100m過ぎからハムストリングの故障が響いて、最後押しこめなかった。故障がなければメダルいけそうだった」と前向きにコメントしてました。
サニーブラウン選手、200m決勝に史上最年少で出場し、立派な走りと、将来が楽しみなコメントを残してくれて本当にありがとうございます。
サニーブラウン選手は4×100mリレーについては、1日休んでハムストリングの回復次第で出場したいとコメントをしていました。
是非リレーにも出場して、日本のファンに感動を与えて欲しいですね!!
200mのレースでは、100mの失敗は忘れて、自分を信じて頑張って欲しいですね。
200mの予選には、2016年のリオ五輪の4×100mリレーに出場し3走を務め銀メダルを獲得に貢献した飯塚翔太選手も出場します。
飯塚翔太選手も2016の日本選手権の200mで20秒11の日本歴代2位の記録を出しており、調子も良さそうなので、まずは、予選でいい走りをしていい感じを掴んで準決勝に進出して欲しいと思います。
200mで決勝に残れる可能性
男子200mは、サニブラウン選手と飯塚翔太選手の2人出場します。
今回の世界陸上はボルト選手は個人種目は100mのみのエントリーで、200mには出場しません。
男子200mでは南アフリカのバンニーキルクが400mと200mに出場するということで注目を集めています。
200mのレースは、本命のボルト不在で混戦が予想されています。同じジャマイカのヨハン・ブレーク選手も注目選手ですね。
サニブラウン選手、飯塚翔太選手も予選・準決勝と上手くレースを運べば決勝に残れる可能性が高いと思います。
日本から熱い声援を送って、サニブラウン選手と飯塚翔太選手が活躍して決勝に残れることを期待しましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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