小池百合子東京都知事が、政治に関心のある人たちを集め、
勉強会を開催する政治塾「希望の塾」を10月30日に
東京・池袋でスタートさせた。当初の予想をはるかに上回る
4827人が応募し、審査などを経て選ばれた2902人が
出席しました。

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上西小百合議員の小池批判話題作り

このタイミングで、国会を休んで維新の会を除名になった
上西小百合議員が池百合子東京都知事に関して「最悪」「酷い」
などとツイートして話題作りをしていました。
上西氏は同塾を「維新と合体する為の装置」と指摘している。

「上西小百合さんは、他人の批判をして話題を振りまき、次の
選挙に当選したいのだと思いますが、いい加減に他人の批判での
炎上商法的なやり方をあらためられないのでしょうか!!」

上西小百合議員はこれまでに、小池氏が立ち上げる政治塾に
関してツイッターで「何度もいいますが、小池政治塾は小池
都知事及びその周辺と維新が合体する為の装置です」と指摘。

「上西議員は、維新の橋本徹さんにもバッサリやられて、維新
にも恨みがあるのはわかりますが、小池都知事が立ち上げた
政治塾を批判するために、小池都知事が維新と合体するための
装置とかぶちあげるのはおかしすぎますよね。」

「上西議員は、国会を欠席して秘書と旅行していたという疑惑で
話題になり、東国原さんとも、ツイッターやテレビで論争して
いました。現在のテレビの報道番組やワイドショーは上西議員
のようなキャラクターを簡単に取り上げ、視聴率に繋げたいと
いう思惑が強く感じられます。そのことを、敏感に感じ取って
いる上西議員は、なにかあれば、批判をツイッターに書き込み、
話題にし、テレビ出演などを繰り返し自分の知名度を上げて、
次の選挙でも当選しようと思ってるなら恥ずかしいですね!」

「上西議員は、実際は次の選挙は諦めていて、ワイドショーの
コメンテーターとかを狙っていたりするかもしれませんね」

政治塾「希望の塾」は政界のプレイヤーを目指す

小池都知事は、30日の政治塾「希望の塾」の開講式で話されて
いましたが、政治に対する批評家ではなく、プレイヤーになって
欲しいと2902人の受講者の前で語られました。

「自民党から推薦をもらえずに、東京都知事選に出馬して、
自民党の公認候補をやぶって当選し、都知事当選後の東京五輪・
パラリンピックの費用増大の件、豊洲市場移転の盛り土問題と、
たくさんの問題に直面しました。連日、ワイドショーでは小池
都知事対自民党都議連、東京オリンピック・パラリンピックの
費用問題、豊洲市場移転問題と報道し、小池都知事の考え方や
行動を、勝手に推測で批評する方々が番組にたくさん出演され
ていることから小池都知事は、政治の世界を批評する安易な人に
ならずに、政界で自分の力で活躍するプレイヤーになって欲しい
という、気持ちが込められているのではないかと思います。」

「政治塾「希望の塾」に応募され、行動を起こされた応募者の
方々が、政界でプレイヤーとして活躍していただけるのは凄く
楽しみですね!間違っても、他人の行動、意見を批判するのが
仕事のような政界人にはならないでいただきたいですね!」

小池新党立ち上げなのか?

上西小百合議員も、橋下徹さんが作った政治塾に応募され国会
議員なった一人です。当時の橋本徹さんも小池利知事同じように
人気も高く、新党の準備のための政治塾ではないかと言われて
いました。橋下徹さんは、地方から国を変えていくと言う考えの
もと、国政政党維新の会を立ち上げて、政治塾のメンバーも、
たくさん国会議員に当選しました。小池都知事が「希望の塾」を
立ち上げるという話が出始めた当初から、小池新党立ち上げは?
と話題になったのは、当然の流れになると思います。

しかし、小池都知事は橋下徹さんと違い、現在も自民党の党員です。
小池都知事が自ら新党を立ち上げますと言う旗をすぐに振るのは
難しい状況です。いきなり小池新党という構想は打ち出されない
はずですが、都知事選で自民党が小池都知事を応援した7人の区議
の処分問題をどのようにするかで、今後の小池知事の動きも変わって
いきそうです。

7人の区議全員が今回の政治塾「希望の塾」に入塾されています。
自民党が当初発表通り除名処分した場合は、「希望の塾」の塾生と
して、無所属で出馬してもらい、次の区議選で応援するというのは
十分考えられます。

来年は、東京都議会議員選挙が実施されます。現在の都議会の構成
は自民党勢力が84人と圧倒的過半数を占めています。現状では、
小池都知事の人気が高いことから、都知事の政策に批判的ではない
自民党の都議の先生たちですが、来年の選挙で当選すれば4年間は
都議の椅子は安泰になり、2院代表制で自分たちも都民に選ばれた
代表者だと、小池知事の足を引っ張ることは十分に考えられます。

小池都知事は、その辺の議員の変わり身の早さは、十分承知して
いるので、今回の政治塾「希望の塾」は、都政の運営で歴代の知事
のように、自民党の影の実力者たちに足を引っ張られないように、
都議会のバランスを保てるように、新党として立ち上げないまでも、
政治塾「希望の塾」から、対立候補を出していく可能性は高いと
思います。

政治塾「希望の塾」に期待すること

小池都知事は、当面の難題に対する方向性を示さなくてはいけない
重要な局面で、政治塾「希望の塾」を開講しました。政治に関心が
高まってるこの時期に開講したという大義名分もありますが、今後
の都政を都民ファーストで改革するための同志をつくる意味合いも
あると思うので、小池都知事の改革を推し進められるメンバーが、
1人でも多く出てきてくれることを望みます。

小選挙区で落選し、比例代表で復活当選しながら、維新の会を除名
処分されても、国会議員を続け、他人の批判だけして話題をつくる
上西小百合議員のような塾生にはならないでいただきたいと思います。

橋下徹さんも話していましたが、政治塾に入塾したタイミングがよく、
国会議員になったらいきなり年収3千万円や特別待遇が手に入れば、
仕事をするというより、その地位にしがみつきたくなる気持ちも理解
はできます。しかしながら、プレイヤーになって欲しいという小池
都知事の話しにもあるように、政界で仕事をしてたくさんの報酬を
受け取るのは私は大賛成です。ただ、上西議員のように、他人の批判
できることを探して批評するような活動で、その地位にしがみつく、
政治家にはなっていただきたくありません。国会議員1人に1億円の
財金がかかるのは一般的にしられていますが、その他にもザル法の
政治献金規正法で、お金は稼げますが、そのような状況や地位に
しがみつくような塾生にはならないでほしいです。



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