北朝鮮

ICBM発射実験はレッドゾーン超えた?トランプ政権の対応は?

北朝鮮の朝鮮中央放送などは4日午後3時(日本時間同3時半)、「特別重大報道」で大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと伝えました。

トランプ政権は大陸間弾道ミサイル(ICBM)に実験や核実験が行われたら、レッドゾーンに突入と以前から声明を出しているが、どのような対応をするのか注目が集まることになった。

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北朝鮮は7月4日午前に西部の平安北道・バンヒョン付近から東海に向け弾道ミサイルを発射し、日本のEEZ=排他的経済水域内に落下したとみられています。

日本のEEZ=排他的経済水域内の落下は、日本の主権が大きく侵害されることになり、政府は厳重に北朝鮮に抗議したと発表している。

北朝鮮の発表内容の大陸間弾道ミサイル(ICBM)に実験の成功は、アメリカ本土も射程に入ることから、トランプ大統領は以前から、再度の核実験又は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に実験をしたら、レッドゾーンに入ると警告していたので、どのような声明を発表し、どのような対応をするのかは、日本の防衛にも重要な情報となる。

北朝鮮の重大報告の内容

今回の打ち上げられた弾道ミサイルは、最高高度2800キロ以上で、飛行時間40分、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に実験だったと発表。

金正恩委員長立会いの下で行われ、成功したと発表しました。

世界的にトップクラスの軍事力を持ったことに、金正恩委員長も大変満足しているという内容を発表した。

弾道ミサイルが発射された4日の午前中に、専門家らはミサイルが通常の角度で発射される場合、飛行距離は7000~8000キロ以上となり、米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)級と推定していた。

トランプ政権の対応

レッドゾーンに突入したと思われる、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)に実験の成功の発表を受けてトランプ政権はどのような対応をするのかが、大きな注目である。

いきなり、軍事行動に出るとは考えにくいので、再び国連で制裁強化を決議するするという従来通りの対応になるのだろうか!!

国連の経済制裁は、今まで何度発令されても、効果がないのがわかっている。北朝鮮の核開発や弾道ミサイル開発には、まったく効果がないことも証明されてしまっている。

トランプ政権としては、中国に経済制裁を強めるようにプレッシャーをかけて終わらせる、従来と同じ対応で終わる可能性も大いにありそうである。

中国の習金平国家主席は、秋に5年に1度の共産党大会が控えているだけに、北朝鮮問題は頭の痛い問題だが、中国としては、北朝鮮が核兵器を持つのは反対だが、今すぐ強い行動に出て、北朝鮮が崩壊するのはもっと困るので、トランプ政権には、経済制裁を強化する旨を受諾して時間稼ぎをし、実際的な強い制裁は、今まで通りしないと考えられる。

韓国は、北朝鮮との融和路線をとっているので、同盟国のアメリカも強硬な手段には出にくいという事情もある。

日本政府は、アメリカのトランプ政権の対応の仕方を見守るしかない現状である。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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韓国新大統領文在寅氏はどんな人物?日本に逆風、北朝鮮に追い風の理由

朴槿恵前大統領の罷免に伴う韓国の大統領選が5月9日に投開票され、革新系の最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏(64)が新大統領に当選確実になりました。文在寅氏が大統領になり、韓国は9年ぶりに左派政権が誕生した。文在寅氏はどんな人物で、日本には大変な逆風となり、北朝鮮に追い風になる理由を考えます。

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文在寅氏の経歴

「在寅氏」の画像検索結果

生年月日:1953年1月24日(64歳)

出生地:韓国・慶尚南道巨済郡(現・巨済市)巨済面

現職:共に民主党常任顧問

学歴:慶煕大学校法学部卒業

1980年に慶煕大学校を卒業した後、第22回、司法試験に合格。

1988年金泳三から国会議員選挙への出馬を進められたが断った。

2002年12月に行われた大統領選挙に盧武鉉が立候補した際、釜山地域における選挙対策本部長を務めた。

2003年2月に盧武鉉政権が発足すると、大統領府(青瓦台)民情首席に就任。1年で辞任する。

2004年3月に盧武鉉が国会に弾劾訴追されると、盧武鉉の弁護団幹事となる。

2004年5月に盧武鉉に対する弾劾訴追が憲法裁判所に棄却されると、市民社会首席として青瓦台に復帰。

2007年には大統領秘書室長となるなど、盧武鉉大統領の側近として活躍した。

2012年4月の第19回総選挙では民主統合党の候補として立候補して当選果たした。

2012年8月、次期大統領選挙の民主党の大統領候補になる。

2012年12月、与党セヌリ党候補の朴槿恵との接戦の末に敗れた。

2015年、新政治民主連合代表。共に民主党代表になる。

2017年5月9日、韓国の新大統領に当選。

「文在寅氏の経歴で少し驚いたのが、政治家にはあまり興味がない人物だったようです。文在寅氏は盧武鉉大統領の右腕をされていただけに、筋金入りの反日本、親北朝鮮なのははっきりしていますね」

日本に大きな逆風の理由

今回の大統領選挙に立候補した有力な候補者はすべて、反日を掲げて選挙戦を戦っていた。

「本当に韓国の政治家は、日本を悪く言うと人気が上がると考えているようですね」

その中でも新大統領になる文在寅氏は、強硬な反日政策に舵を切ると以前から言われていた人物です。

韓国と長年揉めている、島根県の竹島の不法占拠。文在寅氏は昨年7月に竹島へ上陸した人物です。

日韓慰安婦合意の無効はすぐに宣言すると思われます。

文在寅氏は、日本側が国と国で交わした合意で、見直しも破棄もありえないと伝えたところで、一方的に破棄してくる可能性が考えられます。

文在寅氏は慰安婦問題に関しては、日本を糾弾するとともに、更なる慰安婦への謝罪、賠償を一方的に日本政府に要求してくる可能性が高いと思われます。

文在寅氏は北朝鮮に関して親和的に対応するが、日本に対しては強行な態度に出てくることは間違いない。

日韓で軍事情報を共有する協定も一方的に見直される可能性もあり、暴発する危険な状態の北朝鮮の軍事情報が韓国から入りにくくなる可能性も考えられる。

アメリカが韓国に配備を始めたTHAADに関しても中止する恐れもある。最近、トランプ大統領が韓国に「THAAD配備設置費用の10億ドルを支払え」と述べたことに対して、韓国政府が拒否したという情報も流れているので、アメリカとの関係も悪化する可能性があり、そのしわ寄せが日本にまわってくることも考えられる。

日米韓で、北朝鮮への制裁圧力をかけて、中国も協力して経済政策の包囲網を敷いていたが、文在寅氏が新大統領になったことで、北朝鮮包囲網は完全に崩壊したも当然の状態になった。

北朝鮮の拉致問題についても、文在寅氏の親北政策で、進展は遠のくことになる。

韓国との関係悪化は確実なので、韓国を支援するようなことを日本政府がしないという姿勢が大事だと思う。

韓国とはいろんな協定を結んでいるが、日韓通貨スワップ協定などの復活は、日本に攻撃的に出れば条件を受け入れると思われるだけなので、日韓関係は暫く日本政府は強い姿勢が求められると思う。

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北朝鮮のに追い風

北朝鮮にとっては、文在寅氏が大統領に就任することは、願ってもないチャンスであり大きな追い風になる。

最近まで、日韓合同軍事演習や、中国の経済制裁で苦境に立たされていた北朝鮮であったが、文在寅氏はアメリカの大統領に会う前に、北朝鮮に行くというほどの北朝鮮に対して融和的な政策を打ち出しているからだ。

南北国境付近の観光事業も復活させると、地域の住民に約束していたり、韓国との軍事境界線付近に ある経済特別区に設置された両国共同の大規模工業地帯の開城工業団地の再開などは確実に実施すると考えられる。

北朝鮮にとっては、核開発や、ミサイル開発でかかる資金を韓国から調達することが確実にできるようになる。中国の経済制裁もきかなくなることが予想される。

中国は、アメリカの強硬姿勢に押される形で北朝鮮への制裁をしていたが、文在寅氏が大統領になり、北朝鮮に融和政策を実行しだせば、対話の道筋もできるし、THAAD配備が亡くなる可能性もあるので、文在寅氏の大統領就任は中国にプラスの結果になると喜んでいるのではないかと思います。

北朝鮮は、中国の経済制裁も弱まり、韓国から外貨を調達できる状況に、文在寅氏が大統領になったことで、今回の大統領選挙の結果を金正恩委員長も大喜びしていると思います。

南北統一がすぐになされることは、現状ではありえないので、北朝鮮としては、韓国からの経済支援を拡大させ、軍事力をさらに強大にしていくことが可能になります。

文在寅氏が北朝鮮に融和的な政策をとることが約束されているので、金正恩委員長もアメリカとの交渉も、やりやすくなると考えていると思います。

北朝鮮にとって、今回の大統領選は、追い風以外のなにものでもないということになります!!

日本政府が、韓国の新政権に対して、どこまで強気な外交ができるかが、今後の大きなポイントになると思うので、安倍政権には頑張っていただきたいと思います!!

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