将棋

増田康宏四段は東の天才!戦績や勝率、藤井聡太四段との対戦成績は

東の天才棋士と呼ばれている増田康宏四段(19)が、西の天才棋士で公式戦28連勝達成した将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段(14)と6月26日公式戦連勝新記録となる29連勝をかけて対局することになり注目を集めています。増田康宏四段の今までの主な戦績や勝率、藤井聡太四段との対戦成績などを紹介します。

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将棋界は史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段の公式戦連勝記録でもの凄く盛り上がりを見せていますね。

藤井聡太四段はプロ棋士としてデビューしてから無敗のまま、歴代タイ記録の公式戦28連勝をマークして、テレビのワイドショーなどでも毎日のように紹介されるほど大変な人気ぶりです。

増田康宏四段は、注目の藤井聡太四段と26日に東京都渋谷区の将棋会館で行われる第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦で、公式戦29連勝の大記録がかかる対局をむかえることになります。

増田康宏四段は藤井聡太四段を除くと唯一の10代の現役プロで「東の天才」と称される期待の若手なのです。

増田康宏四段のどんな棋士なのか簡単に紹介させてもらいます。

増田康宏四段プロフィール

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名前:増田康宏(ますだ やすひろ)

生年月日:1997年11月4日(19歳)

プロ入り:2014年10月1日

出身地:東京都昭島市

師匠:森下卓

2008年9月に森下卓門下で奨励会に入会します。

中学3年になる2012年3月には早くも三段に昇段します。

第51回三段リーグでも中盤で5連勝するなどして、渡辺明以来史上5人目の「中学校在学中にプロ入りした棋士」と松尾歩以来史上5人目の「三段リーグ1期抜け」を同時に達成する可能性もありましたが、同星の石田直裕との直接対決に敗れてしまい、記録を達成できませんでした。

「増田康宏四段が、東の天才と言われるのがわかるような、初の三段目リーグの活躍ですね!!」

2014年、第55回三段リーグでは5番手で最終日を迎え、成績上位の参加者が立て続けに連敗し、増田が連勝したため逆転昇段を遂げて、16歳でプロ棋士四段になりました。

増田康宏四段の戦績や勝率

増田康宏四段は、直近の6月までの対局の戦績は116戦82勝34敗

勝率は、70.68%という数字になっています。

「19歳という若さで、勝率70.68%と高い数字を出しているのは、東の天才と言われるのもわかりますね。」

増田四段と藤井四段の対戦成績

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増田康宏四段は、藤井聡太四段が奨励会三段だった昨年春に研究会で2度対局し、増田康宏四段が連勝してます。

今春、インターネットテレビ「AbemaTV」企画の非公式戦では、先手の藤井聡太四段が95手で勝利を収めました。

増田康宏四段は、藤井聡太四段に負けた対局後のインタビューで、「生まれて初めて年下に平手で負けた」と過去に一番悔しかった敗戦に挙げ「勝負はこれからです」と雪辱を誓っています。

「この2人は、現在の将棋界で2人だけの10代プロ棋士なので、この先も名勝負を長い間繰り広げてくれることは間違いないですね」

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増田四段VS藤井四段の対局生放送

増田康宏四段VS藤井聡太四段の対局をAbemaTVで無料完全生中継されるそうです。

AbemaTVは観たこともないという将棋ファンの人もおられると思いますので、簡単に視聴方法を紹介します。

AbemaTVの視聴方法

PCの場合

PCからAbemaTVのテレビ番組を見るためにはブラウザから公式サイトにアクセスするだけです。チャンネルごとに現在放送している番組がずらっと並んでいるので、その中から好きなチャンネルをクリックするだけで、テレビ番組を見始めることができます。

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AbemaTVの右上にホーム、番組表、通知番組などのメニューがあります。再生画面では番組タイトル・番組詳細、視聴数、全画面表示、音量、チャンネル切り替えができます。

iPhoneの場合

iPhoneからAbemaTVのテレビ番組を見るためには、AbemaTVアプリを開きます。アプリを開いてすぐに表示される「NEXT」と通知についての「STRAT」をタップするだけで、テレビ番組を見始めることができます。

「AbemaTV使い方」の画像検索結果

AbemaTVアプリの左上にあるアイコンが「番組表」で、右上のアイコンが「メニュー」を表示することができます。再生画面では番組詳細、視聴数、コメント投稿・閲覧をしたり、左右にスワイプでチャンネル切り替えができます。他にも番組画面をタップすることで番組を全画面表示で楽しめます

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Androidの場合

Android端末からAbemaTVのテレビ番組を見るためには、AbemaTVアプリを開くだけですぐにテレビ番組を見始めることができます。

AndroidとiPhoneの使い方・操作方法はほぼ同じで、左上のアイコンが「メニュー」で、右上のアイコンから「番組表」を表示することができます。

藤井聡太四段の公式戦連勝新記録の29連勝がかかった大一番なので、興味のある方は、インターネット無料放送のAbemaTVで対局の生放送を楽しまれることをお勧めします。

まとめ

増田康宏四段と藤井聡太四段は、2人だけの10代プロ棋士で、「東の天才」と「西の天才」の注目の対戦であり、藤井聡太四段の公式戦連勝記録の更新がかかった大一番です。

増田康宏四段は、年下の藤井聡太四段には絶対に負けたくないと、闘争心を燃やしていて対局前に異例のコメントも出しています。

「竜王戦本戦という大きな舞台で戦えることをとてもうれしく思っています。対戦相手の藤井四段は素晴らしい実力を持った棋士なので、勝つためには一手のミスも許されない、完璧な将棋を指さなければいけないと思っています。まさかここまで注目される勝負になるとは予想もしていませんでしたが、冷静に自分を信じて戦いたいと思います」と抱負をつづっている。
引用元:スポーツ報知WEB

10代対決として注目を浴びる6月26日の対局は、増田康宏四段が、公式連勝記録で注目を集めている藤井聡太四段の連勝を止めることができるのか、期待が高まりますね!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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将棋界の生きる伝説、加藤一二三九段引退!輝かしい実績や人気の秘密!

6月20日『第30期竜王戦』6組昇級者決定戦で、加藤一二三九段(77)と高野智史四段(23)が対戦した。現役最高齢棋士で、将棋界の「生きる伝説」と言われる加藤一二三九段が対局に敗れ、引退することになりました。63年間の棋士生活での輝かしい実績、「ひふみん」の愛称でバラエティーでも活躍されている人気の秘密をまとめます。

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加藤一二三九段は、今年の1月、名人戦・順位戦C級2組から降級したことで、定年規定によりすべての対局が終了した時点での引退が決まっていました。

今回の対局で敗れれば、即引退となる大一番で、20社50人の報道陣が押し寄せる中、加藤九段は気合に満ちた表情で対局に臨みました。


出典:http://news.livedoor.com/article/detail/13229861/

対局の様子

東京・千駄ケ谷の将棋会館の対局室に姿を現した加藤一二三九段は、紺色のスーツにブルーのネクタイをトレードマークにもなっている長めに絞めていました。

座布団が気に入らなかったのか、自分で座布団を直し座りました。

加藤九段は、口を真一文字に結び、険しい表情で上座に座り、午前10時に対局はスタートしました。

持ち時間は5時間の対局です。

加藤九段といえば対局時の食事は「昼も夜も、うな重」という伝説で有名になっています。

引退がかかった大一番で加藤九段が注文した昼食は、将棋会館近くにある鰻店「ふじもと」の「うな重・竹」だったようです。

日本将棋連盟によると、「ふじもとのうな重は、棋士の皆さんがよく利用されるそうです。」

加藤九段はうな重にこだわる理由についてコメントしています。

若い頃はラーメンが多かったです。鍋焼きうどんも好きなのですが、熱いので、冷めるまで待っていると15分ぐらいかかる。まさか水をかけるわけにはいきませんからね。うなぎは温かいし、腹持ちもするのでこれに落ち着きました。

対局中に迷いたくないので、決めておいた方がいいんです。でも、時には考えることが面白くて、食べるのを忘れることもあります。後でおなかがすいてきて、「食べておけば良かった」と思うのですが。

引用元:朝日新聞 2016年11月21日夕刊・東京本社版より

加藤九段と高野四段の対局は、相矢倉模様で序盤が進みました。中盤に高野四段のはし歩攻めが上手く行き、加藤九段が苦しい展開で進んでいきます。

将棋ファンの間では、加藤九段が夕食でも「うな重」を頼むのか注目が集まっていました。

午後5時前、係員が夕食の注文を聞きに訪れると加藤九段は「カキフライ定食」と「鳥の唐揚げ定食」を注文。まさかの定食2人前という奇手が炸裂!!対戦相手の高野四段は驚いた表情を見せました。

係員が「カキフライ定食は(冬季限定で)ありません」と告げる。加藤九段はここで注文を再考しました。

加藤九段は再考した結果、『天ぷら定食』と『冷やしトマト』を注文したそうです。

加藤九段、高齢なのに食欲が旺盛ですね。将棋は頭をフル回転させるので、栄養を頭に行かせるためですね(笑)

午後6時、加藤九段と高野四段は夕食休憩に入った。大一番はいよいよ終盤へと突入する。

加藤一二三九段は午後8時10分に投了。この瞬間、加藤九段は引退。62年10カ月にわたる現役生活に終止符を打ちました。

加藤九段は、終局前に自らタクシーを手配。投了直前には押し入れから鞄を出し、靴も用意した上で、記録係と観戦記者に「今日は感想戦はなしで」と通告しました。直後に投了を告げると、そのまま急ぎ足で対局室を出て、エレベーターで1階まで降りると、タクシーに乗り込み、報道陣から身を隠すように将棋会館を後にしました。

「加藤九段は、敗戦が本当に悔しかったので、感想戦をしなかったのではないかと感じました。最後まで勝負にこだわり負ければ悔しい気持ちを持たれているのが、素晴らしいと感じました!」

加藤九段の最後の対局の投了の映像がYoutubeにアップされていたので紹介します。

加藤一二三九段対高野四段の対局棋譜の動画もありました。

加藤九段は対局後の記者会見は行わず、自信のツイッターでコメントしました。

加藤一二三九段、本当にお疲れ様でした。

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加藤一二三九段の輝かしい実績

1954年、14歳7カ月の若さで四段に昇段し、史上初の中学生棋士になりました。藤井聡太四段(14)に塗り替えられるまで、史上最年少記録でした。

デビュー初年度から順位戦で4期連続の昇級を果たし、18歳でA級入りするなど、「神武以来の天才」と称されました。

1968年に第7期十段戦で初タイトルを獲得しました。

1982年には、名人位も獲得し、将棋界の頂点に立ちました。

獲得タイトルは、名人位1期、十段3期、王位1期、棋王2期、王将1期の通算8期(歴代9位)。

棋戦優勝は23回で、通算成績は対局数2505(歴代最多)、1324勝(歴代2位)、1180敗(歴代最多)、1持将棋。

「加藤一二三九段の実績は本当に素晴らしいですね!!」

加藤一二三九段の人気の秘密

加藤九段は、対局中に相手が驚くほどの勢いで駒を打ち付けて、闘志を前面に出すというのは有名です。

対局中に相手の背後に回って盤面を見る、ネクタイは常に腰より下までの長さというようなエピソードもあります。

食事にもこだわりがあり、対局時の食事も大好きなうな重が多かったようです。

加藤九段は、大の甘党としても知られており、「1日に板チョコを8枚食べる」と発言したこともありました。

加藤九段は、このような他の棋士がしないようなことを、堂々とするところが人気の秘密でもあるようです。

独特な言語感覚で、テレビのバラエティーなどでも「ひふみん」の愛称で親しまれるという人柄が魅力的なんですね!

62年の長い間、将棋界で活躍された加藤九段、本当にお疲れ様でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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