尾野真千子

「はじめまして、愛してます」4話 「赤ちゃん返り」美奈限界 感想

ブログに訪問いただきありがとうございます。

8月4日放送の「はじめまして、愛してます」第4話では、

ハジメの「赤ちゃん返り」の行動で美奈は里親になる

苦悩に直面し、またもくじけそうになります!!

 

☆第3話あらすじふりかえり☆

 

第3話では、虐待を受けて育った子供が、新しい親を試す行動、

「試し行動」で家中にジュースをまいたり、変色したり、時には

噛みつくなどの暴力行動もして、梅田美奈(尾野真千子)は、

我慢の限界から、一(横山歩)の手を離してしまうが、自分から

つないだ手を離したことに後悔した美奈は、再びハジメを育てる

決意を固め、児童施設に一を迎えに行く。家に戻ったハジメは、

「試し行動」をやめた。

「美奈はハジメの「試し行動」に一度はくじけるが、考え直して

よかったのですが、またすぐに試練が待っていますね」

 

☆第4話あらすじ・感想☆

 

ある朝、美奈と信次(江口洋介)の寝ている寝室に一が来る。

ハジメは美奈の上に乗り抱きついて離れない。美奈が「これじゃ

起きられないから」と言っても、信次が抱っこすると言っても

離れようとしない。その日からハジメは1日中美奈から離れなく

なった。信次が児童施設の堂本に電話して相談すると、

「もしかして赤ちゃん返りがはじまりましたか!」と言い、

「試し行動」が終わると、幼児期に愛情が欠如して育った

子供はほとんど赤ちゃん返りするので、赤ちゃんのように

接して欲しいと話すのだ。

「美奈は5歳の男の子の赤ちゃんなので、体重もあるし力も

強いし、1日中抱きつかれているのはかなりしんどいですね!」

信次は美奈の様子を心配して電話をしてくる。美奈が愚痴ると

信次は、妹の春代(坂井真紀)に様子を見に行くように頼んだと

電話で話していると春代が家にやってくる。おんぶ紐を持ってきた

という春代は、堂本の言うことが正しいの?と言い「子供は甘や

かしたらダメ」と言い、ハジメを無理やり美奈から話そうとすると、

春代の腕に噛みつく。春代は「お姉さん本当にその子とやって

いけるの!私は無理だと思う」と怒って早々に帰ってしまう。

「母親の先輩春代でも、ハジメの「赤ちゃん返り」は理解できない

ようですね。普通の子供と違うということを理解しないとダメですね」

ハジメの「赤ちゃん返り」は本格化し、スーパーに買い物に行くと

5カ月の赤ちゃんのおしゃぶりを奪い、美奈におむつ買わせて、

家ではかせて貰う。信次は帰宅しておむつをつけている美奈の

姿に驚く。そんな時に妹の春代から電話があり「施設に預けてる

母親が問題をおこしたらしい。介護士を泣かしたようだ」と告げ、

明日様子を見に行って欲しいと信次に話す。信次は用事がある

からと断ると、「お姉さんに行ってもらえば」と簡単に告げて電話を

切ってしまう。美奈はしぶしぶ信次の母親の様子を見に行くことに。

「ハジメの「赤ちゃん返り」本格化してきましたね!春代はかなり

勝手な性格のようですね!!」

信次の母を訪ねた美奈は、「介護士を泣かしたと聞いたのですが」と

言うと、信次の母は、「泣かしたのは私じゃない。当事者の2人が、

もうすぐ来る」と美奈に伝える。すると、介護士が部屋に入ってくる。

続いて入ってきたのは信次の弟の巧(速水もこみち)だった。

巧が介護士を妊娠させてしまったらしい。母親にどうすると責められ、

巧は「僕は結婚にむかないので」と言いだし、介護士は泣きながら

部屋を出ていく。信次の母は、「母親がきちんと育てないと巧のような

子供になる」と美奈に告げるのだ。

「巧はどうしようもない男ですね!美奈は子供を育てる大変さをこんな

所でも痛感させられますね!!」

信次が美奈を心配して電話をしてくる。「ピアノを弾かせたら」という

言葉に、ハジメをピアノの前に連れて行くと美奈から離れピアノを

一緒に弾きだす。ドレミの歌を教えると、自分から鍵盤を叩き始める。

「ハジメはピアノの才能があるのかも」と心でつぶやき、チャンスと思い

美奈はトイレに駆け込む。トイレから出てくるとハジメは立ったまま

お漏らしを始める。

「ハジメはピアノの才能が本当にありそうですね!!」

突然、美奈の父親(藤竜也)から高価なステレオセットが送られてくる。

父親の物を与えればいいという昔からの考え方に腹を立てた美奈は、

父親に電話する。追川はハジメにピアノの才能があると感じ、

いい音楽を聞かせたくて送ったと話すが美奈は、自分が子供の

ころから、高価なものを送ってごまかしていたと怒る。追川は、

嫌なら送り返してくれと言い、美奈にピアノのシの音がくるっているから、

調律してもらうように告げる。美奈はピアノのシの音を出してみると、

確かにくるっていた。美奈は少し弾いただけで調律が必要だと見抜く

父親に驚くと同時に、ハジメにピアノの才能があるのではと感じる。

「美奈も子供のころから、忙しい父親に愛情を受けてなかったので、

父親とはいつも衝突してしまいますね!」

 

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美奈はハジメの「赤ちゃん返り」に限界に近づいていた。自分から

児童相談所の堂本に何度も相談しようと電話を持つができないでいると、

いきなり堂本が訪ねてくる。堂本は、里親委託しているお家を定期的に

訪問するのも仕事だと説明する。「赤ちゃん返り」から1週間たつが、

「大丈夫ですか?ねれてますか?」尋ねてくる。美奈は「朝起きると

大変な1日がまた始まると思う。ハジメを返そうと思う」と苦しい状況を

堂本に伝える。堂本は、「ハジメ君は今心の中で必死に葛藤している。

この人たちは自分を本当に愛してくれるのか」と話す。堂本はハジメと

1日1日向き合っていくしかないこと、人と比較しないことなどをアドバイス

し、帰ると立ち上がる。帰り際に「これは言わないでくれとの事でしたが」

信次が美奈が悩んでいて直接堂本に電話できないと思うので、相談に

のって欲しいと連絡してきたことを美奈に伝える。。堂本は、相談にのる

のも、仕事なので遠慮なく連絡してくれと言い残し帰った。

「美奈が限界寸前の、ジャストタイミングで堂本が訪ねてきて救われた

感じですね!信次は優しい気配りしてましたね」

その夜、信次がクマのぬいぐるみをきて帰ってくる。商店街のイベントで

使った着ぐるみを借りてきた言う信次。しかしハジメは表情を変えない。

信次の行動に美奈は「本当の父親だね!本当の父親でなければ、

そんなことはできない。私も本当の母親になる」と話し始める。

「信ちゃん協力して」という美奈。美奈は里親研修の時に聞いた

「出産ごっこ」をしてみたいと言いだした。ハジメにずっとこの家に

いていいんだと伝えるにはそれしかないと思うと信次に伝えるのだ。

信次もすぐにやろうと同意する。

「美奈は、本当の母親になるためにハジメを産む、「出産ごっこ」

にかけることにしましたね!!」

美奈と信次は寝室に入り、美奈がハジメをお腹の上に乗せて、

信次がその上から、タオルケットをかける。信次は「頑張ってお母さん」

美奈は「産まれてきたらいっぱい愛してあげようね!」と言いながら、

信次がタオルケットを上げて、「生まれてきて大丈夫だよ」とハジメに

呼びかける。するとハジメは、恐る恐る出てきた。「はじめまして、

愛してます」とハジメに伝え、「赤ちゃんなんだから泣かなきゃダメ

だよ」と言うと、ハジメは美奈の胸で大きな声で泣き出した。

「美奈と信次のハジメに対する愛情の深さが感じられる素敵な

シーンでしたね!!」

ハジメは赤ちゃんが成長するように、はいはいから立ち上がり、

おむつ離れし、日々成長していった。信次はその様子をたくさん

カメラに収め、ハジメの成長記録をアルバムにしていた。そして

ある朝、ハジメが美奈のそばにきて、「お母さん・・お母さん」と

しゃべったのだ。慌てて信次を起こすと、今度は信次に向かって

「お父さん・・お父さん」と」しゃべった。信次は嬉しさのあまり泣き

出してしまう。美奈はすぐに堂本に連絡し、ハジメがしゃべった事を

報告する。そして美奈は「この後はどうすればいいのか」質問すると、

堂本は、アドバイスはなく「これから美奈たちが決めるのだ」と言う。

「あなたたちがこれからどんな人間になって欲しいのか!

ハジメ君に」と言われる。美奈はこれからが本格的な子育て

だと感じるのであった。

「美奈と信次はハジメにどんな人間になって欲しいか考え育てる

必要があるのですね!子育ての難しさがわかるのはこれから!」

 




「はじめまして、愛してます」第3話「試し行動」に美奈苦悩 感想

テレビ朝日のドラマ「はじめまして、愛してます」の第3話の

あらすじと感想をご紹介します。第2話では男の子の里親に

なることを決意した美奈ですが、新しい親が自分を愛して

くれるか子供が100%近くする行動「試し行動」に覚悟は

していた美奈であったが、我慢の限界が来てしまいます。

 

・あらすじ・感想

児童相談所の堂本(余貴美子)から特別養子縁組に向けた

里親認定の許可が正式に下りたと電話を受けた。

梅田美奈(尾野真千子)と梅田信次(江口洋介)は児童相談所に

男の子(横山歩)を迎えに行く。まずは、里親委託という形で、

美奈と信次が家に引きとり生活し、その後の状況を裁判所が

判断して正式に里親になれると説明される。堂本は100%近く

の子供が、新しい親が自分を愛しているか試す「試し行動」を

すると美奈と信次に伝える。飲み物を床にまき散らかしたり、

物を投げたり、噛みつく子もいるが、絶対に叱らないでほしいと

堂本は注意する。美奈も信次も「試し行動」に半信半疑だが、

不安は覚えた。信次が連れて帰る前に、男の子の名前はどう

なったのか聞くと、堂本はまだ決まっていないと言う。信次は、

漢字の一で「はじめ」にしようと嬉しそうに美奈に話をする。

 

「美奈は「試し行動」がどんなに凄いのか、堂本の話を聞いても

半信半疑ですね。飲み物床にまくだけでも大変ですけどね」

 

家に男の子を連れてきて2日間は「試し行動」はせず、

おとなしく生活を送っていたはじめだったが、3日目突然、

美奈と信次の寝室に入ってきたはじめは、床にジュースを

まき始める。「試し行動」がついに始まったと唖然とする2人。

その後も、あらゆるものを床にまき散らし、風呂場では水を

出しっぱなしにする。食事はパンに海苔をのせてしか食べず、

美奈は、困り果てて堂本に電話して、「怒ってはいけないか」と

尋ねるが、堂本は見守り続けて欲しいと言うのだ。

 

「美奈でなくても、「試し行動」の凄さには誰でも驚きますね。

叱ってはいけないので、見守るだけは厳しいですね!!」

 

信次は昼間仕事でいないが、美奈は24時間「試し行動」を

見守っているため、寝不足とストレスで持病の痔が悪化した

と信次に伝える。信次が翌日休みではじめを見ているという

ので、美奈はピアノ教室でレッスンしていると、急にはじめが

入ってくる。美奈は「入ってきてはダメ」と言うと、はじめは

いきなり美奈の腕に噛みつく。「腕は大事だからやめなさい」と

怒る美奈。そんな時に、信次の妹の春代(坂井真紀)が娘を

連れて現れる。そして弟の巧(速水もこみち)も現れたのだ。

信次がはじめのお披露目で、美奈には内緒で呼んでいたのだ。

もう一人、美奈の父追川(藤竜也)も勝手に呼んだと話す。

美奈は「自分に無関心な父親は来ない」と言うと、玄関の

チャイムがなりる。父追川がやってきたのだ。追川ははじめに

ピアノを弾いて聞かせる。その光景に幼いころの自分と父を

ダブらせる美奈。しかし、美奈は父追川に「帰れ」と言うのだ。

 

「信次は、はじめのお披露目を盛大にやろうとしたのはいいが、

美奈に黙って父追川を呼んだのはデリカシーがないですね」

 
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・ついに美奈が耐えられないといいだします

皆が帰った後の夕食で、はじめが他の人がいる時は、

「試し行動」が出ないと美奈と信次が話していると、はじめは、

夕食のハンバーグのナイフとホークを持って、ソファーに

突き刺し始めたのだ。ビックリした美奈が止めに入ると、

はじめが美奈の手に噛みついた。「手はやめなさい」と

怒鳴り美奈は突き飛ばしてしまった。はじめは立ち上がると

美奈を睨みつけ、おしっこを漏らした。美奈ははじめが、

わざとおしっこを漏らしていることに気づき信次に言う。

「この子の母親になれない」と。信次は、はじめも辛いめに

あってきてるから我慢しようと「どうしても育てたいなら、

私たち別れましょう」と言いだす。信次は、自分たちが

別れてまで、はじめを育てることはないので、明日施設に

行こうと美奈に話をする。

 

「信次と違い24時間はじめの「試し行動」を見ている美奈が

耐えられなくなってしまいましたね!!」

 

翌日、美奈と信次は堂本の施設にはじめを連れて行く。

堂本は、里親委託の契約の解除をしましょうと告げる。

美奈は堂本に「それだけですか?もっと怒られると思った」と

伝えた。堂本は、「時間がもったいない。一刻も早く別の里親

を見つけてあげないと、子供の生命がかかっている」冷たく

言われてしまう。信次は書類の手続きをしたら、直接仕事に

行くと言うので、美奈は1人で施設を出て、信次の母がいる

老人施設に行った。信次の母に、以前自分も美奈も母親に

むいていないと言われたのが気になっていたからだ。

 

「堂本は、里親候補の相談係ではないと厳しい言葉を

美奈に投げかけましたね!!」

 

信次の母は、私のようになったらお酒でも飲もうと言うだけで

あった。1人家に帰りピアノを弾き始める美奈の頭の中を、

遊園地の帰りにはじめに「手を離してはダメ」と自分で言った

言葉が巡っていた。美奈は自分で手を離すなと言いながら、

自分から手を離してしまった自分の過ちに気づき、急いで、

施設に行き、堂本にもう一度はじめの母親をさせてほしいと

訴える。「勝手なのはわかっています」と言うと堂本は美奈に、

信次が美奈を説得するまで契約解除は待ってほしいと頼まれ

ていると話すのだ。美奈は大急ぎで信次の職場に行き、

もう一度頑張ってみると伝える。2人ははじめを再び迎えに

行く。1人いつものようにポツンとしているところに信次が、

「はじめ」と呼びかけると、初めて自分から振り向き、2人に

向かって走り出し、美奈の腰に抱き着くのであった。

家に戻った3人は、はじめにおもいきり「試し行動」しても

いいぞ、自分たちも一緒に飲み物を床にまくからと笑う。

ジュースの紙パックを持ったはじめだったが、テーブルの

上に戻し、美奈に抱きつくのであった。

 

「美奈は、自分から手を離してしまったことを後悔し、

はじめの母親をやる決心をした、感動の展開でしたね」

 

・まとめ感想

「試し行動」の危機は乗り越えましたが、里親になるまでの

苦悩はまだまだ続くようです。実の親子関係でもギクシャク

することが多いのに、養子となると本当に大変だと私も考え

させられる第3話でした。子供をしつけるという前に、捨てら

れた子供の心のケアーからしなくてはいけないという、簡単に

養子縁組で子供を育てるとは考えてはいけないとわからせて

くれるドラマですね。次回も楽しみですね!!

 

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2016夏ドラマ 「はじめまして、愛してます」 第2話 視聴率 あらすじ・感想

ブログに訪問いただきありがとうございます。

尾野真千子さん江口洋介さんが主演の2016年夏ドラマ

テレビ朝日の「はじめまして、愛してます」の第2話の感想と

あらすじをご紹介いたします。

第1話の視聴率は10.0%でした。

第2話の視聴率は11.4%でした。

「最近のドラマは初回の視聴率が2話目で下がる傾向に

ありますが、見事に1.4%上昇しましたね!!」

 

育児放棄された男の子の里親になると決め、梅田美奈(尾野真千子)と

梅田信次(江口洋介)が特別養子縁組の申請をしてから3カ月が経過。

二人は堂本真知(余貴美子)からの電話を落ち着かない気持ちで

待っていた。信次はしきりに動物園に連れて行ったことを気にする。

この3か月間、美奈と信次は里親になるための研修や、施設で実際に

子供たちと接する実地研修などを行ってきた。

「ビデオ研修や児童施設での実地研修などかなり大変そうですね」

 

研修終了後書類を提出した2人に、堂本が里親になるための面接を

美奈と信次にすることになる。堂本は最初に2人の馴れ初めや、

どこが好きで結婚したのか、お互いの直してほしいことを質問する。

美奈は、最初は信次の誠実な良いところを話すが、直してもらい所で、

普段から思っていたお人好しなところや、数字のゴロ合わせをすること

など、直してほしいことをどんどん話す。

「美奈が信次の直してほしいことを、バンバン話すシーンが面白くて

笑ってしまいました!!」

 

堂本が、美奈と信次の「ご家族の事を教えてください」と言う。

信次は、8歳の時に父親と兄を交通事故で亡くし、そのショックから

母親はアルコール依存症になり、今は老人ホームにいると話し、

妹の春代(坂井真紀)は自分より少し先に結婚して、今は一人娘の

教育ママになっている事、弟の巧(速水もこみち)は37歳にも

なるのに、フラフラしてると堂本に話しをした。

「信次の家庭環境も、少し複雑で審査にプラス要素があまりなさそう

な感じがしますね。特に母親のアルコール依存症は!!」

 

堂本は美奈にも家族の事を話すように言う。

美奈は父親は仕事に忙しく、母親は海で自殺したと思うと話し、

自分は幼いころ、父親が付き合っていた秘書に育てられたことを

話した。信次が「そんなの聞いてないよ」驚きながら美奈に言うと、

「詳しく聞かれなかったから話さなかった」と言い合いになる。

堂本は2人に「やめてもいいですよ」と冷たく伝える。信次は

慌てて「OK牧場。僕たちはラブラブなんで」と堂本に伝えた。

「美奈の母親は、変わり者の父親に耐えられず、美奈と一緒に

海で自殺しようとしているシーンがでたのはビックリしました!!

信次のOK牧場はちょっと時代が古いですね(笑)」

 

その夜、堂本から電話があり、今度は「おたくが、子供の養育に

適した環境か見てみたい」と家庭訪問すると伝えてきたのだ。

家庭訪問の当日、あわただしく掃除を美奈がしていると、予定の

時間よりも早く堂本が訪ねてくる。美奈は心中で「絶対わざと早く

きたんだ」とつぶやく。最初に家の部屋を見て回った堂本は2人に、

「ご家族は、2人が里親になるのをどのように思っているか?」と

質問する。堂本は、信次の母親が病気で、美奈の母親はいない

というのは、1番の協力者がいないのが痛いと説明したのだ。

信次は妹が子育てしているし協力してくれると話していると、

突然、春代が現れて「母親は反対すると言いだす」堂本が、

弟さんの話も聞きたいと言っていると、いきなり巧も家に現れる。

巧は子供が好きではないので関わり合いになりたくないと、

堂本に話したので、信次と巧は言い合いになる。

「信次の妹の春代も、弟の巧も、信次の気持ちを全く無視して

堂本に話しちゃうのは、マイナスポイントですね!!」

 

堂本は美奈の家族の意見も聞きたいと言いだし、美奈が面倒くさい

態度をすると、堂本は自分で会いに行って話を聞いてくるというのだ。

美奈は、自分で行って聞いてくるので大丈夫だと堂本に言う。

美奈と信次は、美奈の父親及川(藤竜也)宅を一緒に訪ねる。

「今日は何?」と言う及川に対し信次は「虐待された子供が家に来て」と

話しの途中で及川は、チャイコフスキーの音楽の話を始めるのだ。

見かねた美奈は「もう結構です。私と信次さんは男の子を養子にもらおう

と思っています。一応ご報告にきました」と伝え、信次の手を引っ張り

そのまま家に帰ってしまった。

「美奈の父親は、有名な作曲家らしいが、本当の変わり者ですね!」

 

美奈の父親に対する態度に信次は「あんな言い方しなくても」というと

美奈は「私が悪いわけ」と言い「信ちゃんだってお母さん避けてる」と

言い返す。その後2人で信次の母親を訪ねる。母親は思っていた通り、

自分たちの子供を作らないで、養子をもらうことに反対する。信次は

母親に理解されなくてもいいと、さっさと帰ってしまう。美奈は母親に、

何があったのか尋ねると「きっと私に復習してるのよ」と言い、事故前の

家族の写真をじっと見つめるのであった。

「信次と母親も何か深い溝が感じられますね。大丈夫か心配ですね!」

 

帰宅した美奈は信次に母親の事を聞くと、「何もない」とそっけなく答える。

すると、堂本から電話があり、一通り調査書類は送りましたと連絡が入る。

信次は、男の子の様子を聞くが、相変わらずなにもしゃべらず、誰とも関わ

ろうとしないと堂本が話すと、信次はもう一度男の子に合わしてほしいと

堂本に頼む。施設に着くと男の子は相変わらず1人で座っていた。

職員は誰が話しかけても逃げ出してしまうと説明する。信次は「覚えて

るか」と近づく。男の子に話しかけるが逃げ出さい。「美奈ちゃんの

ピアノ聞きに来るか」と言うと、男の子は美奈の顔を見あげると、静かに

立ち上がるのだった。堂本も職員も驚く!。信次は、男の子を家に連れて

行きたいと申し出る。職員は規則でできないと言うが、堂本が責任をとる

と言い。夕方6時までに戻る約束で外出を許可する。

「男の子は、本当に美奈のピアノが好きで、3回も家に現れたことが

よくわかりますね。美奈のピアノがこれからのカギをを握ってますね」

 

まっすぐ家に帰らず、動物園に行こうと言いだす信次。動物園では、

1人はしゃぐ信次だが、男の子は相変わらず何もしゃべらない。

動物園内で、2人同時に携帯に着信がある。男の子の手を一瞬離して

しまった2人。すると、男の子はどこかにいなくなってしまう。必死に

動物園内を探す2人だが、名前もなく探すのに苦労する。2人は、

苛立ちから言い争いを始める。そんな時にイベントステージにピアノを

発見した信次は、美奈にピアノを弾いてくれと頼む。男の子は美奈の

ピアノが好きだから、姿を現すかもしれないと言うのだ。美奈も信次の

言う通りピアノを弾き始めると、男の子が現れ美奈のピアノに近づいて

行く。美奈がピアノの鍵盤を教えると、一生懸命弾き始める男の子、

美奈も一緒に父親との思い出の白鳥の曲を弾く。

「男の子は、汚い所に監禁されていた反動から、美しい美奈のピアノに

興味を持ち心を開いているようですね!!」

 

動物園の出口で信次は男の子に手をつなごうと言うが、反応しない。

信次が「手をつなぎにいくぞ」といい、手を伸ばすのを美奈が制止し、

男の子に「この世の中であなたを一番愛している人だと説明し、自分

から、手を握って話してはダメだと言い聞かせる」と、ゆっくり手を伸ばし、

美奈の手を握る。「違うでしょ」と言うとゆっくりもう片方の手で信次の

手を握るのであった。信次は感激のあまり泣き出してしまう。しかし、

児童施設に戻る時間が迫っていたの急いで3人は帰るが15分遅れる。

信次は、動物園でボートが混んでいてなど嘘をつくが、美奈は動物園で

男の子が迷子になり遅れたと正直に話したのだ。

「男の子が信次の手でなく、美奈の手を先に握った時はどんな展開、

と思いましたが、後から信次の手も握ってくれ喜んで泣いてしまう

信次のシーンが面白く、そして感動しましたね!!」

 

堂本から里親許可申請の結果の電話が鳴る、信次は結果を聞くのが

怖いので、美奈が電話にでる。すると、堂本が里親資格の許可が

おりたと話してくれる。美奈は今後の事を尋ねると、男の子の養育を

委託して、一緒に生活することになると説明される。信次はホッとして

腰が抜けてしまう。

「信次の思いがかなって、ついに一緒に暮らすことになりますね。

一緒に暮らすこれからが本当に大変なのですね。2人は男の子と

特別養子縁組できるのでしょうか!!」

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 
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2016夏ドラマ「はじめまして、愛してます」第1話視聴率、あらすじ・感想

ブログに訪問いただきありがとうございます。

今回は2016夏ドラマで7月14日スタートしましたテレビ朝日木9ドラマ

「はじめまして、愛してます」のご紹介をさせていただきます。

子供の特別養子縁組をテーマにした家族のあり方を描いた作品です。

「はじめまして、愛してます」の初回視聴率は、10.0%でした。

 

初回ですので主要キャストをご紹介いたします。

梅田美奈(尾野真千子)

世界的に有名な指揮者を父に持ち、25歳で信次と結婚する。

プロのピアニストとして認められるまで、子供は作らないと決めて、

自宅で子供向けのピアノ教室をやりながら、国際コンクールの

入賞を目指している。10代から挑戦し35歳の今まで49連敗。

梅田信次(江口洋介)

美奈の夫。近所の不動産管理会社勤務。まれに見るお人好しで

損することもしょっちゅうだが、性格を改めようという気はない。

時刻や車のナンバーでゲンを担ぐことが大好き。

男の子(横山 歩)

母親に虐待され捨てられた子ども。突如、美奈と信次の前に姿を現す。

心を閉ざし口も一切開かないので名前は不明。5歳くらいと思われる。

美奈のピアノにだけ反応を示す。

梅田 巧(速水もこみち)

信次の弟。定職に就かずフラフラし、常に女性関係のトラブルに

巻き込まれているどうしようもないダメ人間。

不破春代(坂井真紀)

信次の妹。8歳の娘に過干渉な母親。おしゃべりで人に取り付くのが

うまく、美奈にも母の見舞いを代行させている。

堂本真知(余貴美子)

児童福祉司の資格を持つ児童相談所のベテラン職員。梅田夫妻に、

男の子を養子にできるかどうか審判を下す重要人物。

追川真美(藤 竜也)

美奈の父。世界的に有名な指揮者。音楽に向かう愛情は常軌を逸していて、

家族を顧みず社会常識はなく、信次のなまえすら覚えていない。

 

梅田美奈の父親は有名な音楽家でファンも多い。美奈は自宅でピアノ教室を

しながらプロのピアニストになるために練習を重ねていた。そのため、25歳で

結婚したが、ピアニストとして認められるまで子供は作らないと決めて現在35歳。

ある日、ピアノを習おうとある母親が娘を連れてやってきた。ピアノを教えようと

する美奈ですが、その子があまり積極的ではないことから「ピアノは好き?」と

聞くとその子は首を横に振る。「じゃあ、辞めよっか。ピアノは嫌々やっていても

上手くはなりません。」美奈は話しかける。母親は「ピアノを好きにさせるのも

あんたの仕事。父親のファンだったのに」とブチ切れて帰ってしまいました。

美奈はトイレに行って便器に顔を突っ込んで「あアー!」と大声を叫びます。

美奈はいつも嫌なことやストレスがたまるとこうやって発散しているのでした。

「美奈は、ピアニストの夢を諦めきれず、ピアノ教室を開きながら頑張って

いますが、年齢的にも厳しいという自覚もあるのですね・・・美奈の便器に

顔を突っ込んで叫ぶストレス発散のシーンは面白いですね!」

 

旦那の梅田信次は、夕飯の電話を美奈にかけカレーだと聞き帰宅する。

信次は不動産屋の営業をしている明るい頑張りやでお人よしな性格だ。

「美奈ちゃんのカレーは最高だ!」と褒める信次に対し「普通のカレー」と

告げる美奈「愛が詰まってる!」と信次がさらに言うと美奈は「そういうこと

言える信ちゃんが羨ましい」とあきれながら話す。

「信次の優しい性格がわかる、ほんわかしたやり取りのシーンでした!!」

 

信次は最近、近所でゴミ箱を漁るなどする不審な生き物が出没していると美奈に言う。

すると、庭から「ガサっ」という音が聞こえて、美奈は驚いて庭に出ますが、誰かが

いるような気配はなかった。そこに信次の妹の不破春代から電話が掛かってきて

施設にいる母親の見舞いを代わりに行って欲しいと内容で、信次はピアノ教室が

美奈はあると渋るが、電話口の横から美奈が暇だから大丈夫と答えるのだった。

「信次の妹春代は、子供が一番で調子よく、美奈はいつも使われているようですね」

 

翌日、美奈が家でピアノの練習をしながらプロのピアニストになることは年齢制限

からも今度のコンクールでダメだったら諦めようと考えていた。すると庭から物音が

したので、美奈は棒を持って庭を探す。「ガサッ」と茂みが揺れ、中から服も体も汚れた

男の子が出てきた。美奈は、名前や両親の事を聞くが男の子は何もしゃべらない。

美奈は腹をすかしてると思い、家の中からドーナツを持ってきて渡すと腹が相当

減っていたのか夢中でドーナツを食べるのだった。

「不審者がいるのではなく、うす汚い謎の男の子がいましたね!男の子の無言の

演技がすごくうまく感じました。最近の子役は演技がうまいですね!!」

 

男の子は衰弱仕切っているようで病院に運び、美奈が一緒に病院に行くことに。

美奈から連絡を受けた信次も、慌てて病院にかけつける。

体についたアザなどからネグレクト(育児放棄)にあってしまった子供だとわかる。

児童相談所の堂本真知が現れて、男の子について、以前児童相談所に監禁の

疑いがあると通報を受け、異臭がしているアパートに行ったことがあるという。

そのアパートに母親と一緒に住んでいて、母親は逃げたようで行方はわからない

状態だと説明する。「ご迷惑をかけましたと」堂本にお詫びをされる。

「名前もわからず、虐待を受けていた男の子は施設でもうまく生活できるのか?」

 

美奈と信次は家に帰ることに。途中で家と反対の方に行こうとする信次。美奈は

「どこに行くの」と聞くと「これから、あの子はどうなるんだろうな」と心配する信次。

信次はあの子のことが気になって仕方ないのだ。男の子が住んでいたと思われる

アパートを訪ね、大家から預かった鍵を使って中に入る。中には両親はおらず

部屋は荒れ放題。そこに、男の子が繋がれていたと思われる鎖があった。美奈は

「ねえ、何考えてるの」と聞くと「いや、俺に何かできることないかなと思って」と

言う信次に対し「変なこと考えないでよ。今までもそうやって苦労してきたんだ」と

美奈はあきれた様子で信次に話す。

「汚れ放題のアパートで、足にあったアザと同じような形状のような鎖まであるのを

見てしまうと、同情したくなる気持ちはわかりますね。しかし、信次は熱い男ですね」

 

美奈がピアノの演奏会から帰宅すると、信次が焼きそばを作って待っていました。

焼きそばを作っている間、美奈がピアノを弾いていると、庭先から再び物音がします。

カーテンを開けるとそこには施設に入ったはずの男の子が立っていたのです。

信次はまた来るのではないかと思ってたと喜んで、家の中に招き入れようとするが、

男の子は熱があるようで、養護施設に連絡をして施設で看病を受けることになる。

信次は堂本に男の子の両親が見つかったのかどうかなどの情報を聞き出そうと

するが個人情報だから教えられないの一点張り。美奈は「少しくらい教えてくれても

いいんじゃないですか。何故か家に二回もやってきて、誘拐したのではないかと

疑われたのよ」と堂本に迫ります。堂本は「アパートを契約していたのはあの子の

母親だけど契約書の情報はデタラメ。男が何人も出入りしていたみたいだから、

誰が父親なのかを特定するのは難しいと思う」と現状を説明したのだ。

「母親が誰かも、父親もわからないなんて、こんなひどい状況もあるんですね!

日常のニュースでも報道されませんが、こういう境遇の子はいると思います」

 

その夜、家に戻った信次はあの男の子のことが気になって考えている様子。

「なんでうちに来たんだろう」と美奈に、なにげなく問いかけるのですが美奈は、

「もしかして、私たちに会いたいからなんて言わないよね」とあきれ声で話す。

「これ見て、録画していたテレビを止めたら55:11(ココがいい)だよ」といつもの

ようにゴロ合わせをする信次に「勘弁してよね、これ以上の深入りするのは」と

美奈は言い、信次が過去に保証人になったりして失敗したことを話すのだった。

「信次のゴロ合わせは面白いですね!人がいいというのは時には騙される

リスクもありますから、美奈も心配が尽きない感じですかね!」

 

美奈はピアノ教室に通う男の子が、話も聞かず、挨拶もしないで帰ってしまう

姿に、トイレに駆け込み、便器に顔を突っ込んで「あアー!」と叫ぶ!そこに

信次の妹春代と娘がやってくる。春代は美奈に「本当に養子をもらう気なの」と

話しかけると、「話が見えないんですけど」と美奈は答えるが、「お兄ちゃんが

言ってたんだけど養子をもらうかもしれないって」言うのだった。そこに丁度、

「ただいま。近くに来たから帰ってきた」信次が汗だくで家に帰ってきた。

「信次も、悪いタイミングで帰ってきますが、憎めないキャラクターですね」

 

「信ちゃん、一体どういうつもり!春代さんが変なこと言ってた」と美奈は詰め寄る。

信次は春代にまだ正式決定したことじゃないと言ってたんだがと誤魔化すが

美奈はあきれている。信次はネットで特別養子縁組と言うものを知ったことを

明らかにし、この間の男の子を特別養子縁組をしたらどうかと、運命を感じると

熱く語る。美奈を始め春代も反対をするが、信次は「じゃあ、もう一回この家に

来たら考えてみてもいいんじゃないかな。また、来るような気がする」と話す。

すると庭から物音がし庭に行くと、何故か信次の弟の梅田巧(速水もこみち)が

結婚を迫られた女性に追われて身を隠していた。巧は愛し合うのは向いてるが

結婚には向いていないと言い訳をして逃げてきたのだ。信次とは真逆の性格で

いいかげんな性格の持ち主だった。春代は信次に子供が欲しいんだと聞き、

お義姉さんもまだ35歳なんだから子供作ればいいじゃないと言い、自分の子供

育てるのも大変なんだからと軽く言って、娘の塾の時間だと帰って行った。

その夜、美奈は「本当に子供が欲しいの?だったら今から作ろうよ」と言うが、

信次は美奈子の夢を応援しているのでそれは違うと言う。信次はもう一度、

あの子のいる施設に行かせてくれないかと美奈にお願いをするのだった。

「春代の言う、自分の子供育てるのも大変だというのも事実ですね。他人の

子供を簡単に養子縁組というのも、冷静に考えると難しい感じですね」

 

男の子がいる施設を訪ねた信次と美奈ですが、男の子の姿はありません。

堂本は男の子の姿が消えたと言い「梅田家にまた行ったかもしれない」と話す。

信次は期待に胸を膨らませながら帰宅すると、男の子の姿はなかった。

残念がる信次を見た美奈は「いいよ、探したいなら行ってきていいよ」と

信次を送り出す。美奈は家でピアノの練習を始める。信次との出会いは

ピアノを弾くことができるアパートを紹介してくれた時の事で、それから信次は

美奈のピアノを聴くためにアパートの外で美奈のピアノを聴いていて不審者に

間違われ警察に通報されて、外で揉めているのを見たことが、付き合うきっかけ!

そんな事を思い出しながらピアノを弾いていると、庭から物音がする。庭に

行くとそこには男の子の姿があった。美奈は「どうして、ここにいるの?辛い事が

あったのは分かるけどさ、言いたい事をちゃんと言わないと伝わらないんだよ」と

男の子に言うが、何も話さないので「施設の人に迎えに来てもらうから」と電話を

かけようとすると、男の子が走り出して逃げてしまう。美奈は男の子を追うが、逃げ

足が速くて追いつけず、すると、男の子が車道に飛び出してあわやダンプカーと

衝突してしまう事態に。青ざめた美奈にトラック運転手に「親ならしっかりしろ」と

怒鳴られる。親じゃないと反論しようとした時に、信次が現れて運転手にお詫びし、

男の子を自宅に連れて帰りる。

「男の子が美奈と信次の家に来るのは、3度目ともなると何か意味がありますね。

男の子がトラックの前に飛び出したシーンは、ビックリしました。大けがするする

展開なのかと一瞬思ってしまいました」

 

堂本が男の子を引き取りに現れ「帰りましょう。この家にはもう来ちゃダメですよ」と

男の子の手を取り連れて帰ろうとすると、信次は「あの、すみません。最後にもう一回だけ

質問していいですか。教えてくれないか、なんでこの家に三回も来たんだ?この家が

好きなのか、美奈か俺が好きなのか、頼むから教えてくれ!じゃないと二度と会えなく

なるかもしれないんだぞ頼む、教えてくれ!」と男の子に訴えかけます。すると、男の子は

ピアノの方に視線を送ります。信次は「ピアノが好きなのか?」と男の子に尋ねるが無言。

「美奈ちゃん、ピアノを弾いてくれないか。この子が来たのは美奈ちゃんがピアノを弾い

ている時なんだ。俺と一緒なんだよ、美奈ちゃんのピアノが大好きなんだ」と信次は言う。

仕方なく美奈はピアノを弾き始める。すると、男の子はピアノに近づいて美奈の隣に座って

一緒にピアノの鍵盤を押し始めたのでした。ドレミの歌に合わせて1音ずつ鍵盤を押す

男の子を見ながら信次は、「あの子は美奈ちゃんが必要なんだよ。ピアノの音を聞くと

嫌なことを忘れることができるんだよ」と過去に信次も美奈のピアノに救われた事を言う。

「男の子は美奈のピアノの演奏に惹かれて家に来ていたのがはっきりしましたね!

信次の想いが爆発しそうな展開になってますね!!」

 

信次は堂本に対し「堂本さん、あの子と特別養子縁組をさせてもらえませんか?」告げる。

しかし、堂本は子供を引き取って育てることはそう容易ではないと、タブレットを信次に見せ、

海苔しか食べない子供、飲み物や食べ物を撒き散らす子、噛み付く子、赤ちゃん帰りする子。

これを無理矢理やめさせると子供たちは心を閉ざすと諭すように語る。里親になると地獄の

ような毎日が待っている、そして、一番負担になるのは美奈であると言う。二度と後戻りしない

という覚悟がない限り、やめたほうがいい、二人はまだ若いのだから子供を作ればいいじゃない

かと告げて、男の子を施設に連れて行こうとしたその時、「私は、母親になる自信はありません」

「この子は監禁されていたアパートから抜け出してどこに行ったらいいかわからずウチにやって

きたんです。運命って命を運ぶって書きます。この子が私のピアノを聴いて小さな命を運んで

きたのなら、ここの子は私たちの運命なのかもしれません」「今、ここで愛していますと言えるのは

信ちゃんです。私は信ちゃんの妻です。私たちに特別養子縁組の申請をさせてください。」

堂本は後戻りができなくなるけどいいのかと確認しますが美奈は「構いません。今の自分に戻り

たいとも思いません」とこの運命を受け入れることにしたのでした。

「最後の美奈が男の子を受け入れる決断をしたシーンのセリフが、ジーンと響きましたね。

堂本の言うように、これから大変なことがあると思うが、2人で乗り越えてほしいですね!!」

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

楽しんでいただければ幸いです!!

 

 
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