日本大アメリカンフットボール部の内田正人前監督と、井上奨(つとむ)コーチが23日、東京都内で緊急記者会見して、3年生の宮川泰介選手への悪質なタックルの指示を改めて否定しました。
会見では、日大関係者という司会者が傲慢で不愉快だと炎上しています。
傲慢な態度で司会した日大関係者という人物はいったい誰なのでしょうか?
悪質なタックルをしてしまったことを認め、20歳という若さで悲壮な覚悟で1時間以上会見に臨んだ宮川選手に対し、この日大関係者の司会者は早く終わらせたくて仕方ない感じでしたね。
自分の人生をかけて昨日、実名を出し顔を出して勇気ある会見を開いた宮川選手を完全否定する会見で、弱いものに責任を負わせ、早くこの問題に幕引きをしたい日大関係者の思惑がはっきりしていて残念な会見でした。
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日大緊急会見の司会者は誰
日本大アメリカンフットボール部の内田正人前監督と、井上奨(つとむ)コーチの23日に実施された、緊急記者会見の司会者は、質問する記者団と言い合いになり、その傲慢な態度がSNSを中心に不愉快だと広がっています。
今回の緊急記者会見の司会をしていたのは、米倉久邦 さんという方だそうです。
日大の広報担当者の方のようです。
会見の最中に、司会を務めた大学関係者が質疑応答を再三、止めようとしたことに対し、報道陣が怒り、言い合いになる場面が繰り返された。
午後9時36分、それまでも会見の打ち切りを示唆してきた司会が「終わらせますよ」と告げると、報道陣から「1人、質問は1つにしますから続けて欲しい」、「会見を続けるか、監督に決めて欲しい」と要求が出た。
午後9時44分には、司会が再び「終わります。全員からは聞けない」と言うと、報道陣から「(会見を)みんな見てますよ?」と打ち切りに対する疑問と怒りの声が出た。
司会が「同じ質問が多い」と一蹴しようとすると、報道陣から「あなたの(打ち切り)発言で日大のブランドが落ちますよ!」と怒りの声が飛んだ。それに対し、司会者が淡々と「(ブランドは)落ちません」と答えると、とげとげしい雰囲気だった会見場内の各所で笑いが起きた。その中、内田前監督が「質問にお答えします」と応じた。
引用元:日刊スポーツ
明らかに、米倉邦俊さんは早く終わりたいというのがわかりますね。
この司会のおっさんなに?全然真相を明かそうとしてないじゃん、記者が1人1問にしますから、身支度しますからって言ってるのに大人としてよくない言動ばっかり#緊急会見 #日大アメフト部 pic.twitter.com/kaOCeX7slK
— 由奈@E.G.11ファイナル参戦👑 (@yucocona_1033) 2018年5月23日
日大緊急会見の内容
日大の緊急会見は、アメリカンフットボール部の内田正人前監督と宮川選手の会見でも名前が挙がっていた井上奨コーチの2人で行われました。
冒頭に関西学院大との定期戦で悪質タックルで負傷させた相手のQBと両親、アメフット部に改めて謝罪しました。
昨日一人で東京都内で記者会見して、詳細を語った宮川選手に対して内田監督は「あのような気持ちにさせてしまい申し訳なく思う。反省しています」と謝罪し、井上コーチも「私の未熟な人間性で起こったこと」と頭を下げましたた。
井上コーチは日大選手に「1プレー目で相手のQBをつぶせ」と指示したことは認めたが、その意図は「闘争心を持たせたかった」「いつもと違うプレーをしてほしかった」と説明しました。
あくまでも「負傷させることが目的ではなかった」との見解を繰り返しました。
高校時代から始動していた宮川選手が反則に至った理由について「とんでもない重圧を受けて目の前が見えなくなったのかな」と説明しました。
宮川選手が昨日の言会見で「アメフットを続ける権利はないと思っている」と発言したことについて2人は次のようにコメントしました。
内田前監督は「もう少しやれば日本を代表する選手になる。なぜやめないといけないのか。戻ってほしい」と話しました。
井上コーチは、「率直に言えば続けてほしい。やめてほしくない」と話しました。
2人の宮川選手にアメフットを続けて欲しいというのが、本当に願いならば、自分たちの出した指示の本質を正直に語るべきではないかと思います。
緊急記者会見の狙い
今回の日大アメフト部の悪質タックル事件に関する緊急記者会見の狙いが、会見を聞いていてわかったことがあります。
最初はこの問題について、軽く考えていた日大関係者が、昨日の宮川選手の会見を見て、このままでは問題が長引くと考え、内田前監督と井上コーチの緊急会見を開いたということではないでしょうか。
当初は、宮川選手が今回の悪質タックル問題に関し、詳細までは語らないというふうに考えていたのでしょう。
しかし、22日の宮川選手の会見では、勇気を出して詳細に事件について話したので、日大関係者は慌てたのだと思います。
日大関係者の狙いは、この問題の早期幕引きを考え、今回の内田前監督と井上コーチの緊急会見を開いたのだと思います。
日大関係者の狙い通りにいったかというと、司会者の米倉久邦さんの傲慢な態度も加わり、日大の体質を疑われる会見になってしまったのではないかと思います。
まとめ
23日に日大アメリカンフットボール部の内田前監督と井上コーチが緊急会見を開きました。
今回の核心である、宮川選手に対し悪質なタックルをするように指示したのかということに関しては、「1プレー目で相手のQBをつぶせ」と指示したことは認めたが、意図は、「闘争心を持たせたかった」「いつもと違うプレーをしてほしかった」と今まで通りの見解を繰り返した。
宮川選手の会見を受けても、自分たちの指示の意図を選手が間違えて理解してしまったと話すということは、今後も同じ意見で一貫して主張を変えないという、日大関係者の意図がはっきりわかりましたね。
司会者の米倉久邦さんの傲慢な態度でも、日大関係者の体質がわかるような気がします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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