千葉県松戸市立六実第二小3だったベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)が遺体で見つかった殺人・死体遺棄事件で14日、事件に関与した疑いが強まったとして、被害者のリンさんの自宅近くに住む渋谷恭正容疑者を死体遺棄容疑で逮捕した。渋谷容疑者は六実第二小の保護者会会長を務めており、近隣の住民は大きなショックを受けている。

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渋谷容疑者の自宅はリンさんが住んでいた家から300メートルの近くにあった。近隣の住民の評判を聞いてみると、渋谷容疑者は昨年度、六実第二小の保護者会会長を務めており、通学路で児童らの見守り活動をしていたという。

渋谷容疑者の近隣の評判は、温厚で人当たりもいい人だったと比較的よいものが多かった。

同じマンションに住む人は、事件後も特に変わった様子はなかったという。

渋谷容疑者は、事件後、保護者会の会長として遺族が帰国するための募金活動を実施していた。

事件の経緯を振り返る

リンさんは3月24日午前8時ごろ、小学校の修了式に出席するため自宅を出たが、学校には姿を見せなかった。

リンさんが、学校に登校して来ないことから、教員や連絡を受けた父親のレェ・アイン・ハオさん(34)が周辺を捜したが発見できなかった。

リンさんの遺体は3月26日午前6時45分ごろ、自宅から約12キロ離れた排水路にかかる橋の下で見つかった。

首に絞められたような痕があったことなどから、県警は殺人・死体遺棄事件と断定。26日中に我孫子、松戸東両署に合同捜査本部を設置し、100人態勢で捜査開始する。

翌27日に、リンさんが出かけた際に背負っていた赤いランドセルは、遺棄現場から20キロ近く離れた茨城県坂東市の利根川河川敷で発見された。周辺の河川敷では約1キロにわたりリンさんのものとみられる衣服や筆箱、防犯ブザーも見つかった。

捜査本部は、遺棄現場やランドセルの発見場所の間に距離があることから容疑者が車で移動したとみて、道路沿いに設置された防犯カメラの映像なども調べ、容疑者の絞り込みを進める。

遺留品のランドセルや衣服どに付着していた微物の鑑定を進める。

遺留品の発見場所の数か所で、渋谷容疑者の所有する軽自動車が確認される。

4月14日、現場の遺留品の中からリンさん以外のDNAが検出され、DNA型が渋谷容疑者のものと一致した為逮捕する。

事件後の渋谷容疑者

渋谷容疑者は事件後、知人に警察に疑われていて困っていると話していた。

事件後開催された保護者会では、普段はよくしゃべる渋谷容疑者が、会長でありながら一切発言をしないことから、出席していた保護者の一部の人から、「会長が一切話さないのはおかしい」と思われていたようだ。

渋谷容疑者は、会長として先頭に立ち、リンさんの遺遺族が帰国するための募金活動を実施していた。

14日の逮捕時は、特に取り乱した様子もなく淡々としていた。

渋谷容疑者は、警察の取り調べに対し現在は、黙秘をしている。

渋谷容疑者とは

渋谷容疑者は、年齢は46歳。

仕事は不動産賃貸業を営んでいたと話している。

離婚歴があり、子供が二人いた。

子供は、りんさんと同じ六実第二小に通っていた。

ネットの反応は

ネットの反応で一番多いのは、殺害されたりんさんが通う小学校の保護者会の会長だということへの驚きです。

ネット上の意見でもありましたが、渋谷容疑者にもお子さんがいるが心配です。周りの大人が暖かく保護してあげることを願います。

最後にリンさんのご冥福を心からお祈りします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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