6月14日「ガッテン!」で部屋干し臭一発解消SPが放送されます。モラクセラ菌が生乾きで臭う洗濯物の原因であることが、数年前に花王の研究でわかりました。モラクセラ菌とはどういうものなのか、洗濯物の生乾き臭対策と方法を調べてみます。「ガッテン!」の番組内でも生乾き臭の解決法が紹介されますのであわせてご覧ください。

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洗濯物の臭いの原因モラクセラ菌とは?

梅雨になり雨が続くと洗濯物を部屋干しするようになりますが、洗濯物が生乾きして何か臭うという経験をされてる方はいると思います。

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昔から、洗濯物の嫌な臭いの原因は、雑菌が繁殖するためだと言われていて、お聞きになった方もいると思います。

雑菌が繁殖するためというのも間違いではないのですが、花王が臭いの原因の研究を重ねて、雑巾のような嫌な臭いを発する菌が、『モラクセラ菌』であることがわかりました。

モラクセラ菌は特別な菌ではなく、ヒトや動物の口や鼻などの粘膜にいる常在菌です。

モラクセラ菌は洗濯物に付着して、洗濯物に残った水分や皮脂などを栄養分にして増殖し、フンのような物を出し、このフンのようなものが生乾き臭を発します。

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人体に常に付着しているものですので、健康体な人間には害はありません。

免疫が落ちている人には、肺炎を発症させる原因になる可能性があります。

「ご家族に、お年寄りや病気の方がいる場合は、できるだけモラクセラ菌の繁殖は抑えるようにしたいですね!」

モラクセラ菌は乾燥や紫外線にも強く、もし衣類上でモラクセラ菌が増えてしまった場合には外干ししても一部は残ります。部屋干しの場合は、乾くまでの時間がかかるので、その間にモラクセラ菌が増殖しやすく、臭いが発生する原因になります。

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生乾き臭対策と方法

モラクセラ菌には、決定的な弱点があります。

モラクセラ菌は熱に弱いという点です。

1.お湯につける

細菌を殺すには熱湯が一番いいのですが、衣類に熱湯を使えません。

衣類の種類にはもちろん注意が必要ですが、50~60℃のお湯に10~20分つけてから洗濯機に入れてください。

お湯の温度が高くなると衣類が縮んでしまうこともあるので、大切な衣類や、お気にいりの衣類はクリーニングに出すのが安心だと思います。

2.漂白剤を使用する

漂白剤と言えば「服を白くする」というイメージがありますが、それだけでなく、生乾き臭を消す効果があります。

使用して欲しいのは、酸素系漂白剤です。塩素系の漂白剤は漂白力が強く色素を破壊するため、向いていないと思われます。

ぬるま湯に、酸素系漂白剤を溶かして、つけ置きすることで臭いを落とすことができるので、モラクセラ菌を除菌する効果があると思われます。

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3・アイロンを使う

熱に弱いモラクセラ菌を、アイロンの熱を利用して全滅させる方法です。

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アイロンを使うときに気をつけないといけないのは、熱によって繊維は生地が傷む原因にもなるので注意してください。

ハンカチや布巾のような木綿・麻製の小さいものならばいいのですが、Yシャツや衣類は濡れたままアイロンをかけると、シワになったりしますので、十分注意してアイロンを使用してください。

アイロンを使用するのが一番手間がかかりますが、嫌な臭いをなくすためと思って試してください。

4.扇風機を使う

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扇風機で洗濯物に風をあてることで、洗濯物の間を扇風機の風が通り抜けるので、洗濯物の湿気が残ったままになることを防ぎ、さらに洗濯物も乾きやすくなるので。モラクセラ菌の繁殖を抑えられるようになります。

モラクセラ菌は、衣類に水分が長時間残っていると繁殖するので、扇風機の使用で繁殖は抑えられることになります。

まとめ

洗濯物の生乾き臭の原因菌、モラクセラ菌の特徴や対策の方法について紹介しました。

「ガッテン!」の番組内でも生乾き臭の解決法が紹介されますので、私のブログ内で紹介した以外の方法も放送されると思いますので、役立つ対策方法は追記させていただきます。

梅雨時で、外に洗濯物が干せずに、生乾きの嫌な臭いに悩まされることなく快適に過ごせるように、少し手間はかかりますが、モラクセラ菌対策を試してみてはいかがでしょうか!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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