9日の柔道(視覚障害)女子57キロ級で、

広瀬順子(25)(伊藤忠丸紅鉄鋼)がアテネで

正式種目に採用されてからパラリンピックの

日本柔道女子で初メダルとなる銅メダルを獲得した。

アテネパラリンピックからの正式種目に採用された

視覚障害女子柔道で日本人がメダルを獲得するのは、

広瀬順子選手が初めてという快挙です。

広瀬順子選手の夫も10日、男子90キロ級に出場する。

夫の悠(はるか)(37)さんのアドバイスで順子選手は

銅メダルが獲得できたと話しています。

夫の悠選手も頑張って欲しいです!!

 

3位決定戦

 

3位決定戦に挑む広瀬順子選手

3位決定戦に挑む広瀬順子選手

 

準決勝で地元ブラジルの選手相手に、防戦一方で

自分の柔道が全くできなかった順子選手に対し、

夫の悠さんは、試合の直前まで練習に付き合い、

組み手で負けないようとアドバイスを送っていた。

「柔道着に着替えて、試合直前まで練習に付き合い、

アドバイスを送る夫の悠さんは素晴らしいですね!!」

順子選手の相手は32歳ながら、ロンドン大会まで

パラリンピック3大会連続3位の強豪スペイン選手を

相手に順子選手は足を攻て、大外刈りから有効を奪い、

さらに積極的に攻撃を仕掛けた。

最後は一本背負いからの抑え込みで1本勝ちをした。

順子選手は試合後のインタビューで

「最後は自分の柔道ができた。メダルは自信にもなるし、

改めて、もう1度、柔道を始めて良かったと思いました」

話した。




 

広瀬順子選手のプロフィール

1990年10月12日生まれ。

山口県山口市小郡下郷の出身。

身長158m 体重55kg になります。

西京高校出身。

現在は伊藤忠丸紅鉄鋼所属です。

小学5年で柔道を本格的にスタートした広瀬順子選手。

西京高校2年生の時にインターハイの出場経験があります。

大学1年生の時、膠原病(成人スティル病)の影響で

視力の大半が失われてしまいました。

2012年から視覚障害柔道に転向して柔道を再開しました。

2015年12月にはかねてより交際していた、

同じ視覚障害者柔道に取り組む広瀬悠選手と結婚!

「同じ障害を持つ夫の悠さんと出会い結婚されたのが、

順子選手のパラリンピックメダル獲得に大きいですね」

 

広瀬順子選手の旦那さんはどんな人

 

広瀬順子選手の夫、広瀬悠(はるか)選手は同じ

リオデジャネイロ・パラリンピック日本代表の柔道選手であり、

同じ伊藤忠丸紅鉄鋼所属です!

愛媛県松山市出身で8歳から柔道を始めました。

緑内障が原因で視力低下が起こってしまいましたが、

25歳の頃に視覚障害柔道に出会い柔道を再びはじめました。

順子選手とは2014年9月に行われた同じ国際大会に

出場したことが契機で交際がスタートし、2015年結婚です。

夫の悠選手は順子選手といつも一緒に稽古し、夫婦揃って、

リオデジャネイロ・パラリンピックの出場が夢でした。

悠選手は過去にもパラリンピック出場経験を持ち、

メダルの期待をされている選手の一人です。

 

広瀬順子選手のまとめ

 

組み合った瞬間に広瀬順子選手は相手の強さがわかると

話していました。今回の3位決定戦は過去に2回負けてる

相手ですが、組んだ瞬間に相手の強さより勝ちたいという

気持ちが強く湧き上がったのがアテネパラリンピックから

正式種目に採用された柔道女子で日本人初のメダルを

獲得するという快挙を成し遂げたのだと思います。

次は夫の90キロ級代表の悠選手の活躍を楽しみに、

応援していきたいと思います!!