テレビ朝日のドラマ「はじめまして、愛してます」の第3話の

あらすじと感想をご紹介します。第2話では男の子の里親に

なることを決意した美奈ですが、新しい親が自分を愛して

くれるか子供が100%近くする行動「試し行動」に覚悟は

していた美奈であったが、我慢の限界が来てしまいます。

 

・あらすじ・感想

児童相談所の堂本(余貴美子)から特別養子縁組に向けた

里親認定の許可が正式に下りたと電話を受けた。

梅田美奈(尾野真千子)と梅田信次(江口洋介)は児童相談所に

男の子(横山歩)を迎えに行く。まずは、里親委託という形で、

美奈と信次が家に引きとり生活し、その後の状況を裁判所が

判断して正式に里親になれると説明される。堂本は100%近く

の子供が、新しい親が自分を愛しているか試す「試し行動」を

すると美奈と信次に伝える。飲み物を床にまき散らかしたり、

物を投げたり、噛みつく子もいるが、絶対に叱らないでほしいと

堂本は注意する。美奈も信次も「試し行動」に半信半疑だが、

不安は覚えた。信次が連れて帰る前に、男の子の名前はどう

なったのか聞くと、堂本はまだ決まっていないと言う。信次は、

漢字の一で「はじめ」にしようと嬉しそうに美奈に話をする。

 

「美奈は「試し行動」がどんなに凄いのか、堂本の話を聞いても

半信半疑ですね。飲み物床にまくだけでも大変ですけどね」

 

家に男の子を連れてきて2日間は「試し行動」はせず、

おとなしく生活を送っていたはじめだったが、3日目突然、

美奈と信次の寝室に入ってきたはじめは、床にジュースを

まき始める。「試し行動」がついに始まったと唖然とする2人。

その後も、あらゆるものを床にまき散らし、風呂場では水を

出しっぱなしにする。食事はパンに海苔をのせてしか食べず、

美奈は、困り果てて堂本に電話して、「怒ってはいけないか」と

尋ねるが、堂本は見守り続けて欲しいと言うのだ。

 

「美奈でなくても、「試し行動」の凄さには誰でも驚きますね。

叱ってはいけないので、見守るだけは厳しいですね!!」

 

信次は昼間仕事でいないが、美奈は24時間「試し行動」を

見守っているため、寝不足とストレスで持病の痔が悪化した

と信次に伝える。信次が翌日休みではじめを見ているという

ので、美奈はピアノ教室でレッスンしていると、急にはじめが

入ってくる。美奈は「入ってきてはダメ」と言うと、はじめは

いきなり美奈の腕に噛みつく。「腕は大事だからやめなさい」と

怒る美奈。そんな時に、信次の妹の春代(坂井真紀)が娘を

連れて現れる。そして弟の巧(速水もこみち)も現れたのだ。

信次がはじめのお披露目で、美奈には内緒で呼んでいたのだ。

もう一人、美奈の父追川(藤竜也)も勝手に呼んだと話す。

美奈は「自分に無関心な父親は来ない」と言うと、玄関の

チャイムがなりる。父追川がやってきたのだ。追川ははじめに

ピアノを弾いて聞かせる。その光景に幼いころの自分と父を

ダブらせる美奈。しかし、美奈は父追川に「帰れ」と言うのだ。

 

「信次は、はじめのお披露目を盛大にやろうとしたのはいいが、

美奈に黙って父追川を呼んだのはデリカシーがないですね」

 
スポンサーリンク




 

・ついに美奈が耐えられないといいだします

皆が帰った後の夕食で、はじめが他の人がいる時は、

「試し行動」が出ないと美奈と信次が話していると、はじめは、

夕食のハンバーグのナイフとホークを持って、ソファーに

突き刺し始めたのだ。ビックリした美奈が止めに入ると、

はじめが美奈の手に噛みついた。「手はやめなさい」と

怒鳴り美奈は突き飛ばしてしまった。はじめは立ち上がると

美奈を睨みつけ、おしっこを漏らした。美奈ははじめが、

わざとおしっこを漏らしていることに気づき信次に言う。

「この子の母親になれない」と。信次は、はじめも辛いめに

あってきてるから我慢しようと「どうしても育てたいなら、

私たち別れましょう」と言いだす。信次は、自分たちが

別れてまで、はじめを育てることはないので、明日施設に

行こうと美奈に話をする。

 

「信次と違い24時間はじめの「試し行動」を見ている美奈が

耐えられなくなってしまいましたね!!」

 

翌日、美奈と信次は堂本の施設にはじめを連れて行く。

堂本は、里親委託の契約の解除をしましょうと告げる。

美奈は堂本に「それだけですか?もっと怒られると思った」と

伝えた。堂本は、「時間がもったいない。一刻も早く別の里親

を見つけてあげないと、子供の生命がかかっている」冷たく

言われてしまう。信次は書類の手続きをしたら、直接仕事に

行くと言うので、美奈は1人で施設を出て、信次の母がいる

老人施設に行った。信次の母に、以前自分も美奈も母親に

むいていないと言われたのが気になっていたからだ。

 

「堂本は、里親候補の相談係ではないと厳しい言葉を

美奈に投げかけましたね!!」

 

信次の母は、私のようになったらお酒でも飲もうと言うだけで

あった。1人家に帰りピアノを弾き始める美奈の頭の中を、

遊園地の帰りにはじめに「手を離してはダメ」と自分で言った

言葉が巡っていた。美奈は自分で手を離すなと言いながら、

自分から手を離してしまった自分の過ちに気づき、急いで、

施設に行き、堂本にもう一度はじめの母親をさせてほしいと

訴える。「勝手なのはわかっています」と言うと堂本は美奈に、

信次が美奈を説得するまで契約解除は待ってほしいと頼まれ

ていると話すのだ。美奈は大急ぎで信次の職場に行き、

もう一度頑張ってみると伝える。2人ははじめを再び迎えに

行く。1人いつものようにポツンとしているところに信次が、

「はじめ」と呼びかけると、初めて自分から振り向き、2人に

向かって走り出し、美奈の腰に抱き着くのであった。

家に戻った3人は、はじめにおもいきり「試し行動」しても

いいぞ、自分たちも一緒に飲み物を床にまくからと笑う。

ジュースの紙パックを持ったはじめだったが、テーブルの

上に戻し、美奈に抱きつくのであった。

 

「美奈は、自分から手を離してしまったことを後悔し、

はじめの母親をやる決心をした、感動の展開でしたね」

 

・まとめ感想

「試し行動」の危機は乗り越えましたが、里親になるまでの

苦悩はまだまだ続くようです。実の親子関係でもギクシャク

することが多いのに、養子となると本当に大変だと私も考え

させられる第3話でした。子供をしつけるという前に、捨てら

れた子供の心のケアーからしなくてはいけないという、簡単に

養子縁組で子供を育てるとは考えてはいけないとわからせて

くれるドラマですね。次回も楽しみですね!!

 

スポンサーリンク