9月25日小池百合子東京都知事が記者会見を開き、若狭勝、細野豪志衆議院議員が明日にも結成する国政新党について、「結党宣言をこの場でさせていただく」と話し、党名を「希望の党」にし、小池知事が代表に就任する考えを発表した。

国政で対決する公明党は、都議会で小池知事の都民ファーストとの連携を解消するのか注目ですね!

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今年の7月2日に実施された東京都議選で、小池知事率いる都民ファーストの会と選挙協力し都議会で連携した都議会公明党は、小池知事が新党の結成時何かの役職に就任した場合連携解消するのではないかと少し前からささやかれていました。

小池都知事は、安倍首相が解散の記者会見を行う数時間前に、「希望の党」の結党宣言をする小池劇場を仕掛けましたね!!

しかしながら、公明党が都議会で都民ファーストの会との連携を解消すると、単独過半数を割ることになり、本心は選挙に勝ちたいので連携した都議会公明党なので、手のひらを返しをすることは簡単に考えられます。

小池都知事は都議会の運営が困難になっても、新党の「希望の党」の代表に就いた狙いは何なのかも考えたいと思います。

新党名の「希望の党」の意味

25日開かれた記者会見で小池都知事は、党名に込めた意味について「小学校の子どもたちがお習字で、書き初めで、最も書く二文字が”希望”。今日より明日の方がきっと良いと思えるような日本を」と説明しました。

小池都知事らしい党名に込めた意味の説明で本当にわかりやすいですね。

「希望の党」の基本政策

小池都知事が代表就任する「希望の党」は、情報公開、女性活躍、原発ゼロ、憲法改正などからなる基本政策を示しました。

小池都知事が「希望の党」の掲げる理念もパネルで説明しました。

  • 党の利益ではなく、議員の利益でもなく、国民のため、つまり国民全体の利益を最大化することにある。
  • 国政を透明化し、常に情報を公開し、国民と共にすすめる政治を実現する。

「森・加計問題」の説明責任を丁寧にしない安倍首相には耳の痛いところですね。

自民党の福田峰之内閣府副大臣が新党の参加を表明したり、民進党の松原仁前都連会長、そして日本のこころの中山恭子代表らが相次いで合流の意向を表明しており、安倍政権の国民を無視した政権運営にくさびを打つことができるでしょうか!

東京都知事として都政の運営は

小池都知事が国政政党「希望の党」の代表に就任すると発表したことにより、都議会公明党は都民ファーストの会との連携を解消する可能性が非常に高くなりました。

東京都は、豊洲市場の移転問題、2020年開催の東京五輪の準備など、政治的に解決しなければならない問題が山積みな状況です。

都議会公明党が都民ファーストの会と連携を解消すると、議会運営はかなり難しくなると考えられますね。

小池著知事は就任して一期目なので、いきなり国政選挙に立候補することは100%ないと思うので、今後の都議会運営はかなり困難な状況になるので、「希望の党」の代表としてどれだけ国政にかかわるのかも注目ですね。

記者会見では、「私自身は都政で重要な役目を担っている。都政をしっかりと進めながら、国政の改革の速度を上げていきたい」と述べて都政と国政を両立する考えを明らかにしました。

国会議員の立場でない小池都知事が、どのように国政にかかわっていくのかも、今後注意深く見ていきたいですね。

まとめ

小池都知事が上野のパンダの赤ちゃんの名前が「香香(シャンシャン)」の決まったと記者会見で発表した30分後に、新党「希望の党」の結党宣言の発表をするという、まさに小池劇場が炸裂という印象の記者会見でした。

安倍首相が決断した衆議院銀解散、10月22日に衆議院総選挙に向けて、新党「希望の党」を立ち上げ、国政でも小池旋風が吹きあれるのか、注目ですね!!

小池都知事は、次期衆議院選挙である程度の議席を獲得し、国政にも影響力を持つことで、都政運営にもプラスにしていこうと考えていると思います。

将来的な小池知事のビジョンはいろいろとあると思いますが、都議会公明党との連携を解消しても、新党を立ち上げたのは、国政でも小池都知事の影響力が大きくなることによって、東京都の仕事にもプラスに働くと確信しているからだと思います。

安倍首相も新党の準備が整わないこの時期に無理やり解散するので、自民党に勝算があると考えているので、10月22日の選挙には、有権者の一人として、各党の政策を十分に聞いて、将来の日本をよくしてくれる人に投票したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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