9月25日、けものフレンズのアニメ制作を一手に手がけるたつき監督の降板が、自身のTwitterアカウントで報告され、世界中のファンが驚きました。

第二期の制作も決定しているけものフレンズですが、たつき監督の降板の理由は何なのか、大ヒット作品になったために揉め事が起きたのかなど裏情報も交えて考えていきます。

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けものフレンズ降板のたつき監督の投稿

突然の降板を自身のTwitterアカウントで報告されたたつき監督投稿で気になるのが、「ざっくりカドカワさん方面よりのお達しみたいです」の所ですね。

コンテンツ本体の権利を持つKADOKAWA(カドカワ)による一方的な監督降板の通達があったことが伺えますね。

大ヒット作品になった「けものフレンズ」の立役者たつき監督が、何で降板させられたのか早速考えていきます。

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たつき監督の降板の理由

「けものフレンズ」が大ヒット作品になったことにより、いろんな裏事情ができて降板になったというのが一番考えられますね。

コンテンツ本体の権利を持つKADOKAWA(カドカワ)サイドから正式なコメントが出ていないので、真相ははっきりしませんが、私が個人的に調べたところ、いくつか理由が考えられます。

  • 「けものフレンズ」大ヒットの立役者たつき監督を降板させ、権利者であるKADOKAWA(カドカワ)本体のコンテンツとしたかった。

2015年当初に、スマホ用ゲームプロジェクトとしてスタートしていた「けものフレンズ」は、人気漫画家・吉崎観音氏がコンセプトデザインを務め、アニメ展開において、たつき監督が監督・脚本・演出の3役をこなして大ヒットコンテンツとなっています。

元々の権利を保有するKADOKAWA(カドカワ)としては、「たつき監督のけものフレンズ」という認識で大ヒットとなった自社コンテンツを、「KADOKAWAのけものフレンズ」に変えたかったのではないでしょうか!!

現時点では憶測になりますが、KADOKAWA(カドカワ)による権利関係の掌握、といった説は濃厚だと噂されています。

「けものフレンズ」の版権プロデュースなどを手掛ける出版社・KADOKAWAを批判する声も出る中、KADOKAWA親会社・カドカワ社長でドワンゴ会長の川上量生さんが26日午前、この件について「ぼくも心配しています」と、マストドンでコメントしているのですが、カドカワ社長でドワンゴ会長の川上量生さんのコメントは、会社の代表として述べている感じはするので、降板の理由がKADOKAWA(カドカワ)側の都合なのかはわかりませんね。

  • 第二期制作で制作会社とKADOKAWA(カドカワ)が揉めていた

たつき監督が所属するアニメーション制作会社「ヤオヨロズ」とKADOKAWA(カドカワ)の2社間で、第二期の制作において、揉めていたのではないかといった推測もささやかれています。

現在、制作会社「ヤオヨロズ」が第二期の制作から離れることになったということは、正式に発表されていませんが、「ヤオヨロズ」が第二期の続編の制作から離れるとなると、大ヒットの立役者たつき監督の突然の降板の事態の説明にはなりそうですね。

  • たつき監督のコントロールをKADOKAWA(カドカワ)サイドが難しくなった

たつき監督はTwitter上で、「けものフレンズ」の自作アニメなどを公開されています。

たつき監督の作品愛や、続編の話題作りの一環であるとみられていたツイートでしたが、ファン層に対しては実際的なPR効果を発揮していると言えるたつき監督の行動なのですが、KADOKAWA(カドカワ)サイドからすれば、「コントロール不能」の状態であったのかもしれません。

作品の権利者のKADOKAWA(カドカワ)サイドとしては、たつき監督の作品に対する強い思い入れからツイートしてるのは理解できるが、権利者としてはたつき監督をコントロールする難しさを感じていてもおかしくなさそうですね。

たつき監督の降板でKADOKAWA(カドカワ)株価が急下落する事態になっているほどの衝撃的な報道ですが、降板劇の真相は今後はっきりしてくると思います。

深夜帯に放送されていたアニメ番組であるにも関わらず、口コミで人気が広がり、動物園や企業とのコラボ盛んになり大ヒットアニメになった「けものフレンズ」。

世界中のファンの為にも、たつき監督の降板の理由などをきちんと「けものフレンズ」の版権プロデュースなどを手掛ける出版社・KADOKAWAサイドも説明し、続編の第二期はどのように制作していくのか公表して欲しいと思います。

 KADOKAWAサイド騒動に初言及(追記)

10月3日、KADOKAWA専務の井上伸一郎氏(58)が自身のツイッターで、たつき監督降板騒動に初めて言及しました。

製作委員会とアニメ制作会社ヤオヨロズ(たつき監督所属)に見解の相違があるとし、事態収拾に向け、ヤオヨロズ側との話し合いに入ったことを明かしました。

けものフレンズが大ヒット話題作になったことから、ファンの批判がKADOKAWAサイドに集中したため、今回の言及になったようですね!

井上専務の発表内容をスポニチWEBから引用すると内容は下記のようになります。

井上専務は「『けものフレンズ』の件につきまして、KADOKAWAは製作委員会の一出資企業にすぎないことから今まで発言を控えていました。私としても『けものフレンズ』におけるたつき監督の功績は大いに認めております」と切り出し「この度の騒動にいたるまでの事態を正確に把握してなかったのは不徳のいたすところです。先週ヤオヨロズのみなさんと2回のミーティングを行う機会を得ました」と報告。

「その際、製作委員会のご意見とヤオヨロズ様のご意見に大きな溝があることが分かりました。特に『監督降板』の経緯、版権使用についても認識相違があることと、監督のツイッターでのご発言の真意にはそういったことが積み重なったことが原因であるということが分かりました。そこで私としては、ヤオヨロズのみなさんと今後のことについてどうするべきか相談に入ったところです」と事態を収拾するべく、協議に入ったことを明かした。その上で「『けものフレンズ』のファンの皆さまにおかれましては、ご理解のほどよろしくお願いいたします」と呼び掛けた。

引用元:スポニチWEB

たつき監督の降板騒動が、KADOKAWA側の予想よりも批判が大きく長引いたので、慌てて鎮静化に乗り出した感じですね。

制作会社のヤオロズ側も、KADOKAWAの井上専務がヒヤリングに動いたことで、態度を軟化しているようで、たつき監督の降板問題も解決に向かう方向性が見えてきましたね!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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