4月20日午後0時25分ごろに、福岡の中心街の人通りも多い中、白昼堂々と現金3億8400万を強奪する事件が派生しました。23日現在、犯人は逮捕されておらず逃走中。これまでに判明した事実と、事件の疑問点をまとめて記事にします。犯人逮捕まで最新情報が判明したら記事を追記更新していき、事件のまとめ記事にします。

スポンサードリンク



5月3日追加記事

福岡市の中心部で現金3億8000万円が強奪された事件で、カネを奪った3人組が犯行後、別の「黒い車」と合流し複数の車で逃走した疑いがある事が新た判明しました。

犯行グループは白いワンボックスカーに乗って渡辺通りを南方向に逃走。その後、博多区内で別の「黒っぽい車」と合流した後、複数の車に乗り換えて逃走した疑いがある事が捜査関係者への取材でわかった。

警察は、3人のほかにも事件に関わった人物がいるとみて逃げた男らの行方を追っている。

「複数の車で逃走したのが、防犯カメラ映像で確認できたということは、犯人は実行犯の3人の他にもいるということになり、事件解決にはまだ時間がかかりそうな感じですね!」

事件発生から23日現在の経過と判明した事実

・4月20日午後0時25分ごろ、福岡市中央区天神1丁目の駐車場で、東京の貴金属店に勤務する会社員が男2人に襲われて、現金約3億8400万円が入っているスーツケースごと強奪された。

・犯行グループは会社員が利用した駐車場に、逃走に使用した白いワゴン車を被害男性のレンタカーの2台分ほど離れた場所に止めていた。

・被害男性は、銀行で下した現金をスーツケースに入れ、みずほ銀行から道を1つ挟んだ駐車場に停めてあったレンタカーに現金入りのスーツケースを積み込もうとした際に、突然近づいてきた男2人に催涙スプレーらしきもので襲撃され、スーツケースを奪われた。

・少なくとも犯人と思われる2人の男性が、同じ駐車場に止めていた白いワゴン車に乗り込んで逃走した。

・運転した男を含めると3人組で、被害者の会社員は、1人は年齢が30歳~40歳ぐらいで、身長が175cmぐらいのがっちりした体格で服装は灰色っぽい作業服の上下にニット帽か白いマスクなどで顔を隠しているようだった。もう1人の男は身長170cm~175cmくらいで、黒色の作業服で白いタオルを頭に巻いて、白いマスクをしていたと、警察に話している。

・暴走する白いワゴン車の逃走を観ていた近くの人の証言では、運転手の男性は若い感じだった。

・白いワゴン車は駐車場前の細い路地を出て右左折を繰り返した後、幹線道路の県道(通称・渡辺通り)を南東へ進んだことが目撃情報などで確認されている。

・4月20日の事件発生から6時間後の午後6時半ごろ、捜査関係者が福岡空港の国際線ターミナルで、多額の現金を持った韓国人の男ら数人を発見し、捜査当局は、この韓国人男性らと事件の関連を調べるために身柄を確保した。

「福岡3.8億円強...」の画像検索結果

・福岡空港から7億円以上の現金を無許可で香港へ持ち出そうとした韓国人の男4人が逮捕・送検され、警察は同日の現金強奪との関連性を調べたが、押収した現金からは、被害者の指紋が検出されず、現金の帯封は奪われた現金のものとは異なり、警察は2つの事件の現金は別のものとみて捜査することにする。

・白いワゴン車はその後の調べで、現場から約1・5キロ離れた福岡市中央区春吉2丁目の細い道(通称・住吉橋通り)を通る様子が、付近の防犯カメラに記録されていたことが判明。時間は発生から約5分後の午後0時半で、博多駅や福岡空港のある東方向へと直進していたことが23日判明した。

・現場からの逃走で使用した白いワゴン車は、捜査関係者によると、警察が防犯カメラの映像などからナンバーを割り出し、 所有者を確認したところ、このナンバープレートが、別の車のものだったことがわかった。ワゴン車はまだ見つかっておらず、警察は、周到に計画された犯行と見て、逃走ルートなどを調べています。

「福岡3.8億円強...」の画像検索結果

・被害男性は東京都内の貴金属店に勤務する29歳の会社員で、仕事の関係で福岡には頻繁に訪れていて、この日も金塊を買い付ける予定で現金を引き出したと話している。

・被害男性は前日の19日にも、同僚と2人で同じみずほ銀行に現金を下ろしに来ていることがその後の調べで判明しました。

新しい事実が判明しましたら、この記事に追記していきます。

スポンサードリンク



福岡市3億8400万円強盗事件の疑問点

今回の福岡市の3億8400万円強盗事件は事件発生からわかっていないいくつかの疑問点があります。

大きな疑問点は、犯人は貴金属店の会社員が多額の現金をみずほ銀行に1人で下しに来ることを知っていたのか。

現金をみずほ銀行に下しにきた会社員が、犯行現場の駐車場を利用することが何故わかったのか。

「銀行に多額の現金を1人で下しに来ることと、利用する駐車場がわかっていたこの点に関しては、被害者の行動が相当に細かくわかっていたということになりますね。」

被害者男性は、3億8400万という多額の現金を運搬するのになぜ1人だったのか。

「仕事柄、多額の現金を何度も運搬していると言われると、通常の業務で慣れていたということになりますね。一般的に考えると、多額の現金の運搬は怖いので、1人で銀行に行っても運搬に銀行関係者に警護してもらうとか考えますよね。多額の現金を扱っているお仕事の方は平気なのかもしれませんね。」

「金の取り引きは、金を購入するときに顧客が直接店を訪れて、現金取り引きするのがほとんどのようです。」

「取り引きがほとんど現金で行われる理由は、小切手などが偽物であるリスクを避ける為だそうです。」

会社員が1人で現金で金塊を買い付けるということに対し、産経ニュースのWEBの記事に業界の関係者のコメント記事が掲載されていました。

宝飾品などの製造・販売を行う企業が加盟する日本ジュエリー協会(東京)によると、貴金属の買い取りなどに伴う多額の決済は口座間取引が通例。個人客だけでなく業者同士の取引も同様で、現金で直接買い付けるのは、中国人ら外国人が中心だという。同協会の担当者は「防犯上の問題もあり、客がまとまった量の地金や宝飾品を買う場合に現金で決済することは基本的にない」と言い切る。

逃走に使用した白いワゴン車が、23日現在まで警察がなぜ発見できないのか。

「現場から逃走した白いワゴン車は、幹線道路から交通量の少ない細い道に入り、博多駅や福岡空港のある博多区方面へ向かっていたことがわかっているようだが、なかなか白いワゴン車が発見できないのは、犯行が計画的なことをものがたっていますね。」

今後の事件の経過で新たな疑問点が出た時には、この記事に追記させていただきます。

個人的な考えで、事件に関係ないと思うのですが、被害男性は個人資産を銀行から下ろしたのではないとすると、3憶8400万もの大金を盗まれた会社は、資金繰りとか大変になっているのではないかと思います。もしかして、保険とかに加入してるのでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。

スポンサードリンク