２０１６年リオ五輪レスリング女子で、五輪４連覇の快挙を遂げ、国民栄誉賞を受賞した伊調馨（ＡＬＳＯＫ）が、日本レスリング協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを繰り返し受けたとして、内閣府の公益認定等委員会に告発状を出していたことが２８日に判明しました。
告訴状提出の真相と、提出させた人物は誰なのか調べてみます。
平昌五輪が日本選手が最多メダル獲得で大きく盛り上がり終わりました。
次は東京五輪だと期待していた国民の耳を疑うような、伊調馨選手が栄強化本部長にパワハラを受けていたという衝撃のニュースに、私は個人的にも驚愕しました！！
スポンサードリンク
Contents
伊調馨選手に対する告発状の内容
伊調馨選手に対する栄強化本部長のパワハラとされる行為は以下の３点のようです。
- 北京五輪後に伊調馨選手が師事することになった、田南部力コーチにそ対する不当な圧力があった。
- 伊調馨選手の男子合宿参加の禁止
- 警視庁レスリングクラブへの出入り禁止
告発状の内容が以上のような３点だとすると、大きな問題であるのは誰が見ても明らかですね。
日本レスリング協会の理事で強化本部長で全日本女子の監督も務める栄和人氏が、五輪で４連覇した伊調馨選手にこのようなパワハラをしたのかについては、疑問が残りますね！？
栄強化本部長がレスリング協会で絶対的な地位を確立したのは、五輪で６人の金メダリストを輩出したのが一番の功績で、メダリストを輩出した実績で今があるはずです。
東京五輪で、伊調馨選手が金メダルを獲得し、オリンピック同一種目５連覇を成し遂げれば、栄強化本部長自身にも名誉なことになるはずですから。
そう考えると、栄強化本部長がパワハラに及ぶ原因は何だったのでしょうか？
栄強化本部長のパワハラの原因は
伊調馨選手は吉田沙保里選手と共に、女子日本レスリング会にとっては、国民栄誉賞を授与するほどの偉大な選手です。
伊調馨選手は栄強化本部長が育ててきた選手で、オリンピックでは監督としていつもそばにいて、栄光を分かち合ってきた大切な選手なはずですね。
栄強化本部長が伊調馨選手にパワハラをする大きな原因として考えられるのは、北京五輪後の出来事にあるようです。
栄強化本部長は、伊調馨選手が北京オリンピック終了後、自分の指導を離れ練習拠点を東京に移したことが、パワハラにつながる一番の出来事だったようです。
伊調馨選手は、レスリングで更なる高みを目指して、田南部力コーチに師事し、男子の選手と練習するなどの独自の考えで行動に移したと思います。
栄強化本部長は、愛知県の至学館高等学校、至学館大学時代から伊調馨選手を指導してきて、アテネ五輪、北京と２連覇させました。
しかしながら、伊調馨選手が北京五輪終了後、練習拠点を東京に移し田南部力コーチに師事したことが、栄強化本部長は面白くなかったのではないかと思います。
普通に考えて、東京に練習拠点を移そうと、他のコーチの師事しようと、伊調馨選手が栄強化本部長の教え子なのは変わらないのですが、自分の元を離れ、田南部力コーチに師事したことで嫉妬心がうまれたと考えられます。
日本レスリング協会で絶対的な権力を確立している栄強化本部長が、田南部力コーチを全日本の強化委員をはずすように圧力をかけたということが、告発状の内容にあることからもわかりますね。
栄強化本部長は、選手からも慕われる面白キャラだと個人的に思っていたので、告発状の内容が事実であれば大きなショックですね。
スポンサードリンク
|
|
告発状提出させたのは誰
２０２０年の東京五輪が迫ってきたこの時期に、伊調馨選手に対する栄強化本部長のパワハラが告発されました。
伊調馨選手本人が、告発状にあるような内容のパワハラをうけていたことを認めています。
しかし、伊調馨選手本人が代理人弁護士に直接依頼して告発したとは考えられませんね。
報道では、伊調馨選手の関係者が代理人の弁護士に依頼したとされています。
伊調馨選手の関係者であれば、練習場に行くのも、栄強化本部長からの圧力が心配で行けない状態や、現役を続行するにしても、現状では栄体制のもとで、我慢しながらやらなければならないという、伊調馨選手にとって厳しい環境を変えたいと思う関係者、が告発したと考えられますね。
【文春報道】伊調馨が栄和人強化本部長からの「パワハラ」を激白https://t.co/Oqr6PgCoQn
「現役を続けるとなると、栄体制の元でやるしかないので、また色んなことを我慢しながらやっていくとなると……。」 pic.twitter.com/KeX4ngQf4o
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年2月28日
ブログを書いている時点では、誰が先頭に立ち告発したのか人物を特定することはできませんが、栄強化本部長がのパワハラが世間的に問題視されれば、告発した人物もわかるようになると思います。
栄強化本部長のコメント
栄強化本部長は、今回のパワハラ告発に関しては否定しています。
「東京五輪に出たければ出ればいいだけの話」と冷たくコメントもしています。
栄強化本部長のテレビなどの映像から受ける印象と、コメントにはだいぶ違いがあるような感じですね。
伊調馨選手本人が、告発状の内容を自ら説明している現状から、レスリング協会で絶大な影響力を持つ栄強化本部長は、世間が納得するような具体的な説明が必要ですね。
３月１日に発売の週刊文春では、栄強化本部長のインタビューも掲載されているようなので、具体的な説明がされているか注目ですね。
パワハラ告発まとめ
３月１日発売の週刊文春で伊調馨選手が栄強化本部長からパワハラを受けているとう告発状の内容や、伊調馨選手本人、栄強化本部長のコメントが掲載されます。
告発状の内容はすでにネットニュースなどで判明しています。
告発状の内容が事実であれば、伊調馨選手が東京五輪で５連覇に向かうのは非常に難しいと考えるしかありませんね。
日本レスリング協会は、今回の告発内容に対してどのような対応をするのかも注目ですね。
栄強化本部長の影響力で、日本レスリング協会全体が、問題意識を無くしていたら大変なことだと思います。
新しい事実がわかり次第、記事にしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
スポンサードリンク