「神の左」と称される左ストレートでKO防衛を11度まで伸ばしてきたWBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介選手(帝拳)が12度目の防衛戦を3月2日に行います。勝利すると具志堅用高さんの持つ世界戦連続防衛日本記録「13」に王手となる大事な戦い。挑戦者カルロス・カールソンとはどんな選手なのか紹介します。

チャンピオン山中選手V12の試合の結果と、ダウンシーンの動画がツイートされていましたので、追加記事しました。

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山中慎介選手の12度目の防衛戦は、両国国技館で同級9位のカルロス・カールソン選手を迎えます。

3月2日午後7時56分から日本テレビ系で生中継されますされます。

山中慎介選手のプロフィール

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名前:山中慎介

生年月日:1982年10月11日(34歳)

出身地:滋賀県湖南市

身長・リーチ:171cm・177cm

アマチュア戦績:34勝(10KO・RSC)13敗

プロ戦績:26勝(18KO)0敗 2引き分け

スタイル:左のボクサーファイター

2011年11月6日WBC世界バンタム級王座決定戦に勝利し、無敗の戦績で世界王者になる。

2016年9月16日、エディオンアリーナ大阪で元WBA世界バンタム級スーパー王者並びにWBC世界バンタム級1位の指名挑戦者でWBC世界バンタム級シルバー王者のアンセルモ・モレノと1年ぶりに再戦し、7回1分9秒TKO勝ちを収めWBC世界バンタム級王座の11度目の防衛に成功する。

世界戦11回連続防衛で、しかも11度目には最強の挑戦者アンセルモ・モレノに勝利し、バンタム級では敵がいないのではないのかと言われていました。

帝拳ジムの浜田剛史代表は、「世界ランキング1位から15位まで声をかけて応じてくれたのがカールソン選手だけだった」と明かしていました。

挑戦者カルロス・カールソン

「カルロス・カー...」の画像検索結果

カルロス・カールソン選手は現在26歳でメキシコの選手です。

戦績は、23銭22勝(13KO)1敗

1敗もデビュー戦に4R判定で敗れているだけで、その後は22連勝です。

現在は、NABF北米バンタム級王座を持っています。

22連勝中というと凄いなと思うのですが、対戦相手のレベルはあまり高くなく、8ラウンド以上の試合経験すらないというのが現状です。

「山中選手に挑戦するオファーを世界ランカーに出して唯一受けてくれた挑戦者カルロス・カールソン選手なので、戦績とか試合経験に関わらず、自分のボクシングに自信があると思うので、警戒は必要ですね!」

カルロス・カールソン選手の試合動画がありましたので紹介します。

出典:YouTube

山中慎介VSカルロス・カールソン予備検診

2017年2月27日。試合を3日後に控えた両者は予備検診を受けました。

山中選手は挑戦者について「想像していたよりも細い」との印象を持ったそうです。

山中選手は、「防衛ごとに調整も上手くなっているし、練習に自信もあるので心に余裕がある」と12回目の防衛戦に自信のコメントを残してます

今回23戦目で世界初挑戦となる挑戦者カルロス・カールソン選手は山中選手についてのコ聞かれると、「しっかりと準備はできてるし、自信がある。今日にでも試合はできる」と強気のコメントを残しました。

予備検診の結果は下記のとおりです。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ
チャンピオン・山中慎介(帝拳)
身長:170.5cm
頸周:36.0cm
胸囲:87.0cm
リーチ:177.0cm
血圧:137/77mm/Hg
脈拍:76/min
体温:36.5℃

挑戦者カルロス・カールソン(メキシコ)
身長:169.0cm
頸周:34.5cm
胸囲:88.0cm
リーチ:177.0cm
血圧:125/74mm/Hg
脈拍:42/min
体温:36.8℃

カルロス・カールソン選手の脈拍が1分間に42回は驚異的な数字ですね。
かなり練習を積んできたことを、ものがたっていますね!

山中慎介選手の12度目の世界タイトルマッチは、スタミナのあるタフな挑戦者のようです。

ボクシングファンは、山中選手の「神の左」でスカッと12度目の防衛をすることを期待しています。

そして、35年前に具志堅用高さんが記録した13度連続防衛に並び、記録を塗り替えることも期待しています。

12度目の防衛戦の試合結果がわかりましたら、この記事に追記させていただきます。

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山中慎介12度目の防衛戦結果

プロボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ(2日、東京・両国国技館)王者・山中慎介(34)=帝拳=が、挑戦者で同級6位カルロス・カールソン(26)=メキシコ=に7回57秒、TKO勝ち。国内歴代2位となる12度目の防衛に成功しました。

チャンピオン山中慎介選手は、試合開始早々からペースを握り、2回には「神の左」で相手の左目をカットさせると、4回終了後の途中採点で3-0とリードする。

終始ペースを握った山中選手に対し、挑戦者のカルロス・カールソン選手も果敢に打ち合いに出てきたが、チャンピオンが5回に2度、6回に1度のダウンを奪うと、7回にも2度のダウンを決め、勝負にけりをつけた。

最後のダウンシーンがツイートされていたので紹介します!

具志堅用高さんの持つ、世界戦防衛日本記録の13回に王手をかけたチャンピオン山中慎介選手は試合後のコメントで、13度目の防衛に関しては「客さんが次の試合も楽しみにしてくれて、その期待に応えるだけ」とコメントした。

挑戦者のカルロス・カールソン選手に対しては、「勇敢に向かってきてくれたことには感謝したい」と話した。

山中慎介選手の次回の世界戦にも期待と注目が集まりそうですね!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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