アッサム・エンダムのファイトスタイルと戦績、村田諒太との比較

アッサン・エンダムWBA世界ミドル級1位暫定王者とロンドン五輪金メダリストでWBA同級2位の村田諒太の世界戦が5月20日に東京の有明コロシアムで行われます。金メダリストの村田諒太の初世界戦として注目が集まる試合の対戦相手、アッサン・エンダムのファイトスタイルや戦績などを村田諒太と比較してみていきます。

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5月20日アッサン・エンダム対村田諒太の試合結果

ジャッジ3人の採点は111―116、112―115、117―110の2-1でアッサン・エンダムの勝利で、WBAミドル級新チャンピオンになる。

テレビ放送を観ていた視聴者からは、おかしな判定だとフジテレビに抗議の電話が殺到。

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19日の前日計量では、アッサン・エンダム選手、村田諒太選手共に、200グラムアンダーでパスしました。

日本重量級の期待の星、村田諒太選手の対戦相手アッサン・エンダム選手どんな選手か気になりますね。

村田諒太選手の対戦相手のアッサン・エンダム選手のプロフィールからみていきます。

アッサン・エンダムのプロフィール

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生年月日:1984年2月18日(33歳)

出身国:カメルーン

現住地:フランス

身長:180cm

プロデビュー:2004年12月4日

ボクシングスタイル:オーソドックス

アッサン・エンダム選手は、カメルーン出身で、2004年のアテネと2016年のリオのオリンピックにカメルーン代表として出場しています。

現在はフランスに住んでいるので、フランス人として紹介されています。

ボクシングのファイトスタイルは、オーソドックスなスタイルで、足を使ったフットワークで、リングを広く使うタイプの選手のようです。

アッサン・エンダムと村田諒太比較

年齢は、アッサン・エンダムが現在33歳で村田諒太が現在31歳。村田諒太が2歳若い。

身長は、アッサン・エンダムが180cmで村田諒太が182cm。村田諒太の方が若干身長は高い。

プロのリングでの試合数は、アッサン・エンダムが37試合村田諒太が12試合で、プロの試合に限ってはアッサン・エンダムが経験豊富と言える。

ファイトスタイルは、アッサム・エンダム選手も村田諒太選手もオーソドックススタイル。

アッサム・エンダム選手の方が、足を使ってリングを広く戦い、村田諒太選手は、プレッシャーをかけて直線的に前に追い込んでいくタイプである。

アッサム・エンダム選手のプロでのキャリアが上なので、試合の駆け引きは上手いのではないかと思えます。

村田諒太選手の右が強烈だという情報は知っているようで、村田諒太選手に似たタイプのボクサーとスパーリングを重ねてきたとインタビューでは答えていました。

体格的にはほぼ互角で、同じオーソドックスなボクシングスタイルという比較結果があらわすように、試合前の予想は五分五分といった感じの予想をする人が多いようです。

アッサン・エンダム選手の戦績

アッサン・エンダムが選手は2004年プロデビューで、これまでの戦績はというと!

  • 試合数:37
  • 勝利:35(21KO)
  • 負け:2
  • 引き分け:0

37戦で35勝のうち21KOということなので、KO率は60%とかなりの数字を残しています。

KO率から考えられるのは、一発のKOパンチもあるということなので、村田選手は要注意ですね!

村田諒太選手の戦績

アマチュア時代の戦績

138戦して119勝(89KO・RSC)19敗

マチュア時代に19敗しているのは意外でした。ボクシングを始めた当初に負けたのかもしれませんね。

プロでの戦績

12戦して12勝(9KO)無敗

プロでの戦績は12戦12勝で9KOという素晴らしい戦績を残しています。

KO率は75%ですので、得意の右が当たれば勝利の可能性が高くなりますね!

これまでの試合は比較的早いラウンドで決着がついているので、試合がもつれて12Rまで進んだときに、過去の最長ラウンドが10Rなので、道のラウンドでのスタミナ面などが少し心配になります。

アッサン・エンダム選手の試合動画

2016年12月Alfonso Blanco戦です。

この試合でWBA暫定世界タイトルを穫りました。

1Rのワンツーで試合が決まってしまいましたが、パンチのスピードはかなり速かったですね!

フットワークを使って、タイミングよく打ち込んでくるパンチにはかなりの威力がありそうです。

アッサン・エンダム選手と村田諒太の比較をみてきましたが、正直、村田諒太選手にとっては難しい試合になると思います。

今までに対戦してきた相手が、ピークを過ぎた元世界ランカーなどが多く、村田諒太というボクサーの将来を考えて、慎重なマッチメイクがされていたのは、確かです。

5月20日に世界戦を戦うアッサン・エンダム選手は、かなり強い相手なので、村田諒太選手にとっては、正念場の試合になると思います。

村田諒太選手が狙っているのは、本当のミドル級最強王者のゲンナジー・ゴロフキン選手だと思います。

ゲンナジー・ゴロフキン選手とのビッグマッチ実現を狙うなら、5月20日のアッサン・エンダム選手との世界戦いは絶対に負けられない試合になります。

村田諒太選手にはオリンピックの金メダリストとして、ミドル級の世界チャンピオンになってもらい、ミドル級の最強王者を目指して頑張って欲しいと思います!!応援しています!!

関連記事:村田諒太VSエンダム再戦の試合結果

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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