ロシアW杯アジア最終予選、アウェイで行われるサウジアラビア戦に向けた日本代表のスターティングメンバーが発表された。注目は中盤でチャンスをもらった柴崎岳(ヘタフェ)選手である。柴崎岳選手の最近の活躍とハリルホジッチ監督の起用の狙い、ロシアW杯の本戦に漏れるメンバーは誰なのかも考えていきたい。

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サウジアラビア戦スタメン

W杯のサウジアラビア戦のスタメンの発表でわかるのはハリルホジッチ監督が、W杯出場を決めたにも関わらず、本気モードで臨んでいるところです。

オーストラリア戦からスタメンを4人変えたが、最終ラインのユニットの4人は変更しなかったことだ。

最終ラインの控えには、植田直通(鹿島)、槙野智章(浦和)、酒井高徳(マルセイユ)ら控え選手は誰が出場してもおかしくないないし、オーストラリア戦の疲れを考慮して、長友佑都(インテル)や吉田麻耶(サウサンプトン)らのベテランを休ませることも考えられたが、DFラインの変更をしなかったことから、最終戦のサウジアラビア戦も本気モードで勝ちに行く姿勢がうかがわれますね。

中盤では、海外組の柴崎岳選手がチャンスをもらいました。海外移籍直後は、コンディションを整えることができずに、海外移籍自体が失敗だったのではないかと噂されていた柴崎岳選手。現在はスペインリーグ1部のヘンタフェで活躍している。サウジアラビア戦でハリルホジッチ監督に、素晴らしいプレーを見せて、本選出場メンバー入りを確実なものにしたいものですね。

1トップには、レスター・シティで好調を維持する岡崎慎司選手が入りました。

右サイドは本田圭佑選手がキャプテンとして、6月のイラク戦以来のスタメン出場となりました。

オーストラリア戦でメンバーから外れていた高萩洋次郎、杉本健勇、植田直通、武藤嘉紀はベンチ入りしました。

柴崎岳選手起用の狙い

ハリルホジッチ監督が、サウジアラビア戦の中盤で柴崎岳選手を起用する狙いは何でしょうか?

前回のオーストラリア戦では、日本代表のキャプテン長谷部誠選手が、井手口陽介選手、山口蛍選手と中盤を構成していました。

長谷部誠選手はキャプテンとして、日本代表の精神的な支柱として欠かせない選手ですが、膝の大怪我から復帰したばかりという不安があります。

本戦でも長谷部選手の存在は欠かせないと思いますが、年齢的のもベテランになった長谷部選手の代わりの選手は、今のうちから見極めておく必要があると思います。

柴崎岳選手は、長谷部選手の代役として最有力候補になりうる選手として、今回のサウジアラビア戦でどんなパフォーマンスを出すか、ハリルホジッチ監督は期待しての起用だと思います。

中盤のメンバーでは、香川真司選手はいますが、肩のケガや所属チームのドルトムントでもレギュラーメンバー争いをしている状況を考えると、柴崎岳選手が日本代表の戦術にどれだけマッチするかは重要ですね。

柴崎岳選手プロフィール

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名前:柴崎岳(しばさきがく)

生年月日:1992年5月28日

年齢:25歳

出身地:青森県

身長・体重:175cm・64kg

所属チーム:ヘタフェCF

ポジション:MF

青森山田高校に入学すると1年生にして、チームの司令塔として背番号10を背負います。

2009年、2年生の時には1学年先輩である椎名伸志とボランチを組み、櫛引政敏らと共に第88回全国高等学校サッカー選手権大会で準優勝の成績を収めました。

大会終了後、高校2年生の時点で鹿島アントラーズと仮契約し、2011年1月19日に正式契約を交わしました。

2011年4月29日、J1第8節アビスパ福岡戦で後半40分からJリーグ初出場を果たしました。

2016年12月18日、クラブワールドカップの決勝ではレアル・マドリードと対戦し、レアル相手に2得点をあげるも逆転負けをして準優勝に終わったが、2016年シーズン終了後から海外移籍のニュースが増え始めました。

年明けにはスペイン1部リーグのUDラス・パルマスへの移籍が噂された。入団会見を行うために準備し、パルマスへの移籍は決定したかと思われたが、1月30日に移籍は消滅し、鹿島と契約更新すると報じられたが、翌日の31日に、自身初の海外挑戦となるスペイン2部リーグのCDテネリフェへの移籍がテネリフェの公式HPに正式に発表されました。

移籍後、慣れない環境への順応に苦しんだが、地元の日本食レストランなどで英気を養い、3月18日、第30節のレウス・デポルティウ戦で途中出場からスペインデビューを果たしました。

2017年7月17日、ヘタフェCFへの完全移籍が発表され、8月20日、開幕戦のアスレティック・ビルバオ戦でスタメンデビューを飾りました。

柴崎岳選手は高校サッカーから、鹿島に入団し活躍して、クラブワールドカップのレアル・マドリード戦で2ゴールを決める活躍で、海外クラブからの注目される選手になりましたね。しかし、海外生活になかなか順応できず、日本に戻ってくるのではないかとも噂される時期もありましたが、現在は、スペイン1部のヘタフェCFで活躍しています。

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日本代表本戦メンバーから漏れるのは誰

W杯アジア最終予選が本日のサウジアラビア戦で終了しますが、これから日本代表の選手たちは、本戦出場メンバーに選ばれるための厳しい期間に入りますね。

ハリルホジッチ監督は、ゲーム勘やコンディションを見極めて、ロシアW杯本戦のメンバーを選んでいくことになります。

W杯本戦出場メンバーは、最後の最後までわからないですが、いつもメンバー発表ではドキドキさせられ、予選に出場していた大物選手が漏れるということも、今までたくさんありましたね。

現在の日本代表を牽引してきた、本田選手や香川選手も本戦メンバーから漏れる可能性があるということです。

今までのハリルホジッチ監督の言動では、所属クラブの試合に出場していないと、コンディション、ゲーム感が不安だということを言われていました。

今回のアジア最終予選の大事な終盤戦のDFラインは昌子源、長友佑都、酒井宏樹、吉田麻耶の4人は安定した守備を見せているので当確ラインではないかと思います。DFラインでは控えの植田直通選手や、槙野智章選手が漏れる可能性があると思います。

中盤で注目したいのは、香川真司選手ですね!香川選手は所属チームのドルトムントでレギュラーポジションを確実にしておらず、ケガからコンディションも上がっていないようです。今シーズンのドルトムントで試合に出れない状況が続くとまさかの日本代表から漏れる可能性も個人的にはあるような気がします。

前線のメンバーでは、ベテランになった本田圭祐選手も日本代表のスタメンを外れることが多くなりましたが、ハリルホジッチ監督は、本田圭祐の存在感を高く評価しているような発言が多いいので、本田選手は本戦の出場メンバーには選ばれそうですね!!

日本VSサウジアラビアの結果

日本0-1サウジアラビア

日本代表は最終戦サウジアラビアとの戦いに0-1で敗れました。

サウジアラビアが最終予選Bグループ2位になりロシアW杯本戦出場を決めました。

オーストラリアはBグループ3位になり、プレーオフに回ることになりました。

日本代表は、サウジアラビアサポーターで埋まる完全アウェーので暑さと湿度の高い状況の中、後半に一瞬の隙を突かれ得点を許しました。

コンディション的にも苦しかったのか、先制点を許した後も、セカンドボールをほとんど奪われ、思うように反撃が出来ず、悔しい敗戦となりました!!

関連記事:ハリルホジッチ監督、「家族の問題」で、日本代表監督辞任か?

まとめ

W杯アジア最終予選の最終戦サウジアラビアのスタメンメンバーの中から、柴崎岳選手にスポットをあててみてきました。

長谷部誠選手が、膝のケガから復帰したばかりという状況考えると、柴崎選手の活躍は日本代表にとって大きな存在になると思います。

W杯本戦出場が決まっている日本代表の選手たちは、ロシアのW杯も本戦メンバーに入るためのサバイバルレースがすでにスタートしています。

今回も、大物選手がメンバーから漏れることがあるのか、これからも注目していきたいと思います。

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